大盛況で始まったプレオープン。
これだけ患者が来るんだったら、
無料ではなく半額程度にしておくべきだったのではないかと、
少し後悔。
いや、もしかしたら少しの割引程度でも十分だったのかもしれない。
それだけ、僕の宣伝が効いたのだ。
会社員の頃に学んだことをそのまま活かして、
当てることができたのが何より嬉しい!
これからの集患で重要なのが、患者の個人情報。
つまり、顧客リストを作成することだ。
新規顧客を増やすのに比べて、一度利用してくれた人が
リピートしてくれるための労力は1/4と言われている。
つまり顧客のフォローが何より大事なのだ。
用意したアンケート用紙に名前、住所はもちろん、
誕生日、メールアドレスそして現在の症状などを書く欄を設けた。
また、僕のような店舗ビジネスではLine@が絶大な効果を発揮するはず。
これは登録さえしてもらえれば、顧客(患者)がリスト化され、
一斉にメッセージを送れるもの。
役立つ情報やオトク情報を流せば、顧客にとってもありがたいものになるはずだ。
ただし、Line@登録は自主的に行ってもらわなくてはならないので、
待合室にポスターを貼り、自由に持って行けるLine@名刺を置いた。
施術後に一声かけて登録を促すことを決めている。
さて、記念すべき1人目の患者は、60代と思われる男性。
6時前から並んでいたとのこと。
1年前に会社を定年して、今は普段何もやっていないし、
趣味もこれといってないので、時間がたっぷりあるようだ。
仕事一筋で働いてきた会社員が退職したときの
典型的なパターンかもしれない。
金銭的にも恵まれているはずので、こういう人を数多くリピーターにすれば、経営はうまくいくに違いない。
僕は会話にはそれなりに自信があった。
長年営業をやってきたので、大抵は相手にうまく話を合わせられる。
その辺りは、普通の整体師よりは優れているはずだ。
この1人目の患者は、自分の身の上を話したいようだったので、
時々質問をしながら、なごやかに話すことができた。
施術は最初の10分に電機治療器を利用して、
その後、手技を行うようにした。
好感触だった!!
「気持ち良くなった!」
「凝りがほぐれた!」
と言ってくれたし、
何より「また来るから」と有料でも来てもらえるとのことだった。
そして最後が大事だ。
「施術後アンケート」を出して、
「もしよろしければ感想を書いて頂けないでしょうか?」
と丁寧に頼んだ。
「いいよ!」と快く引き受けてくれて書いてくれた。
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本日は無料にも関わらず丁寧に施術していただき
大変ありがとうございました。
お陰様で、首や肩をはじめとした全身の凝りがとれて
楽になりました。
寒川さんの1人目のお客さんになれて光栄でした!
また来させていただきます。
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「もしよろしければ次回の予約はいかがですか?」
と聞いたら、1週間後に入れてくれた!!
ここまでは、すべてが最高のスタートと言えるものだった。。。
しかし、施術の人数を重ねていく中で、問題が起こってきた。
それは僕の体の疲労。
午前中に7人施術した時点で、もう腕の感覚が麻痺してきた。。
今まで、これだけ連続して行ったことがなかった。
今考えれば、当然それを想定していなくてはならないものだった。
しかしもう後の祭り。
最初から休みなく働くことになるとは、本来嬉しいことであるが、
考えていなかった。
大きな問題として、初日からこの疲労感がある中、
続けて出来るかという問題だった。
日曜の定休日まで、あと4日間ある。
考え方として、やはり有料の患者には手を抜けないということを考えると、
明日のプレオープン2日目の数を減らす以外ない。
しかし、既に今日も電話で、明日の予約が10件以上入っているし、
ここで数を減らすことは今後の営業にマイナスになる。
さらに、本開店後に予約でいっぱいになるとは限らない。
迷いながらの選択ではあるが、ここは我慢して続けるしかない。
プレオープン初日、
大変嬉しいスタートではあったが、
体は疲労困憊、握力が極端に落ちて腕にまともに力が入らなくなってしまっていた。
~続く~

