「鮎奈入るね。」
入って来たのはお母さんだった。
鮎奈は起きたが知らんぷりをした。
「彩菜は生きてるよ。
貴方には黙ってたけど... 彩菜はあの日なくならなかったのよ。
私たちが隠してた理由は彩菜本人がお兄ちゃんに黙ってて欲しいって言ったからなの。」
それだけ言うとお母さんは出ていった。
「パラレルワールドなんて嘘か。
だったらアイツは本人?
じゃあアイツはどうやって浮かんでたんだ?」
鮎奈は考え出した。
「アイツはあの時...
そうだ!アイツあの時ワイヤーで体を浮かしてたんだ。」
「そうだよお兄ちゃん。」
つづく
入って来たのはお母さんだった。
鮎奈は起きたが知らんぷりをした。
「彩菜は生きてるよ。
貴方には黙ってたけど... 彩菜はあの日なくならなかったのよ。
私たちが隠してた理由は彩菜本人がお兄ちゃんに黙ってて欲しいって言ったからなの。」
それだけ言うとお母さんは出ていった。
「パラレルワールドなんて嘘か。
だったらアイツは本人?
じゃあアイツはどうやって浮かんでたんだ?」
鮎奈は考え出した。
「アイツはあの時...
そうだ!アイツあの時ワイヤーで体を浮かしてたんだ。」
「そうだよお兄ちゃん。」
つづく