それは悲し過ぎたから
ボクは笑おう と思った
それは楽し過ぎたから
ボクは気付いたら泣いてた
まわる まわる 世界と
まわる まわる ボク
変わる 変わる 景色
変わる がわる 見えて消える人の顏
ボクみたいで ボクとは違う
キミだけを 覚えていた
傷付いても 黙って泣いてるの？
誰かに痛みを 伝える声なんてないから
誰かに痛みを 伝える術など知らないから
誰かを傷付けて 悔いるのはツラいから
何処にも向けられない刃先が迷って
キミはキミを 傷つけていく
「死にたいのではなくて
消えてしまいたいの」
存在してた事さえ 消してしまいたいの？
だからボクはキミを
決して消えない存在 にしようと決めたの
望みを全て
叶わぬモノに変えようと思ったの
まわる まわる 明日は
まわる まわる どんな顔？
変わり 変わらぬ 景色
ゆれて 少し 期待して また堕ちてく
キミみたいで キミとは違う
キミは多分 泣いていた
きっと持たざるモノ
誰もが当たり前にむさぼる それは
キミが届かずに
諦めて手放した
希望と言う名の戯れ言
まわる まわる 今日の
まわる まわる 刹那の感情
ぬめる さわる ざらついた記憶
触れる 揺れる のこる 走る
まわる まわる 世界で
まわる まわる キミとボク
終わる 終わる その時まで
まわる まわる 壊れた時間さえ
なでる めでる 其処にキミみたいなキミがいるから
視線をずらして
世界をずらして
歪んだままでいいから
清らかじゃなくていいから
同じじゃなくてもいいから
キミはキミでいて？
視界は切りとった世界の一部
大嫌いで大好きなキミとボクと誰かとキミの
迂余曲折する遊戯場
この歪んだ世界を愛そう
少しねじれたキミとキミを愛そう
・・・だってね？
キミが やっぱりキミだったから
ボクはボクでいられたんだ