久々の更新がテニス観戦で申し訳。
★イスタンブール・オープン:ATP250、クレー、トルコ
トルコの大会はどうも観客数が少ないんですが、親日国だとよく言われるからか分かりませんが日本人の太郎氏を応援してくれる方は多かったように思います。
●決勝:ダニエル太郎 def. マレク・ジャジリ(7-6, 6-4)
決勝戦の相手はチュニジアの34歳、マレク・ジャジリ氏です。
アフリカ大陸の選手はケビン・アンダーソンくらいかと思ってましたが、ここにもいました(^_^;)
ちなみに両者はじめてのATPワールドツアー決勝進出、どちらも特に勝ちたい試合ですねー。
第1セットはジャジリがジリジリと押してくる試合。
ダニエルがブレイクポイントをたびたび握られながらも切り抜ける中、ゲームカウント4-4から遂にブレイクを許す苦しいセットでした。
しかしそこで少し堅くなった(?)ジャジリを相手に冷静に戦い、崖っぷちで太郎がブレイクバックしたのにはエキサイトしました。
おかげで流れとしては太郎に偏った状態のまま、タイブレイク突入!
ジャジリは粘り負けといいますか、スライスをネットにかけるケースが目立ちましたが、それを尻目に淡々と丁寧なラリーをこなして太郎氏がリードしセットポイント!
セットポイントでは攻め込まれながらも切り返した絶妙な高さと深さのロブで、相手に難しい体勢でのジャンピングスマッシュを打たせてミスを誘い先取!
トップ選手でも大抵アウトしがちなロブですが、第1セットの苦しいところ、要所で冴えたショットがロブでした。
太郎氏のロブは最上級クラス。
ロブに関しては王道がなく個人のフィーリング、センスがかかるショットだと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180507/02/tennisstars/d9/4c/j/o0620035214185783528.jpg?caw=800)
第2セットは勢いそのままいきなりブレイク成功し太郎のペース。
直後にブレイクバックされてももう一度ブレイク返しで優勢を保ち、チャンピオンシップポイント3回目!?
気持ちよくバックハンドのエースで決めた!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180507/02/tennisstars/bf/82/j/o0620035614185783530.jpg?caw=800)
勝利の瞬間の謎の決めポーズ。
こんなんやるで、と誰かと申し合わせてたんでしょうかね。
拠点を日本に移してから、ジョコビッチ撃破の次は初優勝!
おめでとーございます!!
修造、錦織ん、杉田氏に次ぐ日本人4人目の快挙です。