どうも、ボクです。

 

今日は思い切り夏日でしたね。

シャツ1枚羽織っただけで出掛けたのに、

歩いているうちに汗ダラダラで何度も脱いじゃおうかと。

周りもTシャツ1枚なんてほとんどいなかったので、みなさん汗にまみれて暑そうでした。

 

ハイ、今回はゲームでなく読書のカテゴリーで。

ご存知、

佐々木譲先生の作品で、

『ベルリン飛行指令』、『エトロフ発緊急電』、『ストックホルムの密使』上・下の

第二次世界大戦を描いた三部作。

『ベルリン〜』1988年、

『エトロフ〜』1989年、

『ストックホルム〜』1994年なので、

30年以上前の作品ですが、

元々第二次大戦の話だから全く無問題。

 

何なら正に今読んだ方がいいんじゃないの?ってぐらい面白いです。

以前『ベルリン〜』の感想にも書いたかもしれませんが、

最初に『ベルリン〜』を読んだ時に、

あれ?まだ旅立たないの?

根回しやら、下準備が長いなぁ〜と思ったんですけど、

いや、それがまた面白いんです。

しっかりと登場人物達に命を吹き込むが如きに、

読めば読むほどにキャラクター達が立っていくんです。

そして終盤でようやく本題が始まるんですが、

しっかりと下地を練っているおかげで、

引き込まれるように入っていけるんですよね〜!

これが1級作品の感情移入かー!って言うと大袈裟ですか?

そしてそれがまた『エトロフ〜』、『ストックホルム〜』へと

物語の構成から、登場人物、ストーリーへと引き継がれていくんですよね。

ホント各作品共に最終は手に汗握る様な展開なので特に中盤から最後までは、

止め時を失うぐらいでした。

物語自体はフィクションなのですが、

史実を元に描かれているので

アホの阿南惟幾や、クズな大西瀧治郎、マヌケな近衛文麿と、

3バカトリオ?も勿論登場しています。

阿南に関しては『日本のいちばん長い日』と同人物か?って思うぐらい。

 

えっ?キャラクターで誰が一番良かったかって?

やっぱ憲兵隊の秋葉保でしょ〜。

出てきた頃は嫌なヤツなんですが、

最後にいいトコ持っていくんだよな〜!

コレ三部作最後まで読めば分かるからッ!

 

 

 

 

そうそう、

文庫版のカバー装画もいいんですよ。

いかにも冒険活劇っぽくて。

なんかワクワクするでしょ?

因みに本屋さんでは置いてない所も多いので、

ネットで注文もできますヨ!

 

さ〜て読み終わった余韻に浸りながら、

『仁義なき戦い』の5部作をDVDで見よっかなー。

何度も見てるけど。。。

 

それではまた。