どうも、ボクです。

 

今年はやっぱり温暖な冬だったって事で桶?

なんかすっかり春な陽気で過ごしやすいっていうか。

空気感がもう春なんですよね〜。

 

ハイ、ここ最近は連続して小説野郎!なんですが、

ゲームブログだろって声が聞こえそうですね。

いや、まーそうなんですが色々とやってみようかって事で。

 

前回と引き続き佐々木譲大先生です。

2016年に単行本、2019年に文庫化で、

ドラマにもなっているそうですが、

ボクは全く知りません。。。

 

 

タイトルからして重厚な物語で、

厚さもあり難解なんだろうとは思っていましたが、

流石、佐々木譲大先生。

スルスルと読めてしまうんですよッ!

コチラもやめ時を失うぐらいどーなっちゃうのコレ?みたいな。

誰を信じていーの?みたいな。

 

捜査一課とねー検察がもーねークズなのよ。

状況証拠のみからの逮捕状請求、そして強引に控訴への流れがもう酷いのなんのって。

現実だとこの流れで法廷で争っても無罪って0.02%よ?

国家権力で冤罪されたらたまったもんじゃ無いよね?

まあ昔はこんな事ザラにあっただろうし、

あっやべ。

今でも知られざる所ではあるんでしょうね。

この物語には金田一耕助や明智小五郎のような名探偵も、

加賀恭一郎や宇野喬一のような正義な刑事も出てこないんですよ!

 

初めは誰に感情移入すればいいんだぁ?から

大丈夫かぁ?大丈夫かぁ?

最後まで、

ホントに大丈夫か?信じていいのかぁ?みたいな感じで進んでいくので、

最後まで気が抜けないんです。

 

P.S.

粘着男子もいいかもよ。

 

採点はやっぱり

★★★★★(5.0/5.0)

半分星の絵柄がないから特別サービスかな?