どうも、ボクです。
あれっ?
もう春が近付いてる?
先日、雪は降りましたが、
そんな事忘れたか如く春先の様相じゃありませんか?
あっ、
今回も小説野郎!なんですが。
ハイ、佐々木譲先生の『警官の血』。
以前、『笑う警官』を読んでこの道警シリーズを途中まで読んでいたのですが、
離れてしまい久々なんです。
いや〜、めちゃくちゃ面白い。
上下巻なので勿論濃密なんですが、続きが気になって一気読み確実ですわ。
なんかドラマや海外で映画?になっているみたいですが、
それは放っておいていいかなと。
戦後の陰惨な時代から、
現代に近い時代までを伏線を張りつつ物語が進んでいくんですが、
何?
どうなってんの?
ちょっと待ってよ!
って謎が解明してきたと思ったら、
また突き放されてを繰り返されて。
まさに佐々木譲マジックに翻弄されてしまう訳ですよ。
ただ、
只、一つだけ言わせてもらうと、
三代目和也は祖父や父の正義を貫きたいのかも知れないけれど、
証拠隠滅はダメだって。
と巨大組織をノンキャリのこんな証言で動かせんの?ってね。
P.S.
続編の『警官の条件』まで読んでまうやろ〜コレっ!
★★★★☆(4.0/5.0)