仮メンバーのSさんとの練習開始。



もちろん、私たちのテーマソング音譜の振り写しは私の指導の下でだった。



私だって、ダンス始めたばかりなわけで、決してダンス講師ではない。



ダンスを始めるSさんに基本を教えるにも、私もそんなの知らない。



とにかく、基礎は週1通っているJAZZダンスクラスで身に付けた。



体重移動の仕方、ターンの仕方。



で、私たちの練習は振り写しから始まった。



鏡もないところでの練習なのでSさんも????やろーなー。



そこは、家の自己レンで確認してくれ!



そりゃー、振り写ししても覚えるのも難しい上に形になんてなりゃーしない。



私が鏡の代わりをしたので責任を持って彼女のシルエットは私が作り上げました。



Sさんは必死だった プンプン DASH! 



毎日の練習で一番の楽しみが、お茶 お茶 休憩だった。



タバコ タバコ と共に。



3人とも喫煙者 タバコ



休憩時間も決まって話すことはダンスのみ。



あのビデオを見たか?とか。



あんなのやりたいね。とか。



Sさんも必死に話題にくらいつく。



私は日に日にSさんの熱意を感じた。



というのも、毎日毎日話すたびに知識が増え始め、確実に家でも自己レンをしていることが感じられる。



ダンスの上達も早かった。



ただ、一つだけの失敗はあった。



練習2日目に初日に教えた振りが入っていなかった。



それはあかん パンチ! 



別にこっちがダンスをしてくれと頼んでいるわけではない。



ただ、私たちの足を引っ張るとあなたの居場所は明日にはここにはない。



それだけだ。



ただでさえ、時間を彼女に費やしているわけだから、それでも時間を無駄にしていることになる。



私たちだって、常に新しいことを勉強したいのだ。




そのことを話した瞬間で、Sさんは理解し、2度と同じ過ちは繰り返さなかった。



それ以来、一度教えた振りは次の日には確実に覚えてきていた。



週に1度はおっちゃんも練習に参加した。



そこで、初めてSさんを入れてのルーティーンをおっちゃんにお披露目した。



おっちゃんの一言目は『いいねーーー。』だった。



おっちゃんはSさんを褒めた。



『短期間でよくここまでできたねー。』



これは、おっちゃんのやり方です。



ダンスを始めようとする人には優しく、努力の結果を認めてあげ、やる気にさせる。




一方、Aさんに対しては、『お前は何やってるの?Sさんに越されるんじゃない?』



私に対してのコメントは・・・・・・なし しょぼん 



これも、おっちゃんの手。



新人を前にキャリアが長い人には厳しいコメントをして、新人をビビらせる。



これは、私がおっちゃんに出会ったときにも同じような感じでしたからね。




おっちゃんが登場するときは決まって重大発表がある。



で、今回のはSさんのテストとして、クラブのイベントでNEW・STYLEでパフォーマンスしてみよう!とのこと。



これで、SさんのSTYLE加入が正式に決まる。



Sさん、ドキドキ ドキドキ ものよねー。



早速、Sさん、私たちの衣装の一部である厚底ヒールく黒皮ブーツを購入して練習開始です。



私たちの基本練習には欠かさずターンの練習がありました。



JAZZダンスといえばターンは欠かせません。



しかもパフォーマンスの場所次第でいろんなコンディションの床があります。



それでも、ターンを決めなければいけない。



あらゆるシューズで練習しました。



簡単な、底がスベスベのJAZZシューズ。



私たちは黒の本番用のハイカットスニーカーもあった。



それにヒールのブーツも加わり、これらと共にくるくる回っていたわけです。



おっちゃんも、実はJAZZはあまり経験がなくもともとストリートから入ったお方なんでこの方も人生自己レンなわけでターンを私たちと一緒に練習しておりました。



ま、おっちゃんは既にトリプル練習してましたけど。



しかも、ターンとは左右の足もありますし、右回転、左回転もありますので、かなりの時間くるくるしていましたね。



自分の利き足のみを練習してもプロになったときにその振り付けさんが違う足使ってたら意味がないでしょう?



また、おっちゃんが現れるたびに、私たちに新しい振りをつけていきました。



新しい作品を作るためにおっちゃんがいろいろ考えイメージを付けていく。



おっちゃんは工事現場の作業中 注意 などに新しい振りを考えたりもしていた。



CDショップでいい音を見つけては振りをつける。



そして私たちに振り写しをする。



何度も却下されたものもあった。



HIPHOP系はどうも私たちは苦手であった。



JAZZの早い動きと違ってリズムに乗らなければいけない。



もちろんJAZZにもリズムはあるわけだが、テンポでごまかせる。



が、HIPHOPは音もゆっくりだったりで、どうもかっこつかない。



そのたびにおっちゃんはがっくりする。むっ 



これからの私たちの課題が加わった。



頑張ろう!!!!











と、Sさん加えてのクラブイベントはというと、大成功 チョキ 。



ミスもなく見事な出来栄えだったので、だれも文句なし一致でSさん見事我『STYLE』に加入決定!! 合格 



STYLE 女3人と男1人の4人構成で再出発です。





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