ハケ考
最近マイブームの塗装。
塗装というより磨きかなぁ。
指板のハケ塗りは筋が入ってしまいます。
師匠からは、とりあえずキレイじゃなくても良いから指板を削ったら必ず塗装しないとネックが傷むと言われてました。
個人のモノなので、そこにキレイさは求めなくても最低限の処置をすれば良いのことでした。
塗り筋を最小限に抑えるためには塗料を微妙に薄めるという事です。
でも100%は無理でした。
コンパウンドで磨いても、やはり残ります。
ハケを考えてみました。
ハケ売場に行くと信じられないくらいの種類があり、もちろん塗料に合わせた素材の差もあります。
でも…
そこまでこだわる必要もないので、ホームセンターで買うことも、100円ショップで買う事もあります。
ところが、この形状はかなり使いにくいんですよね。
正しい使い方をしていないのだと思うのですが、持ち手とハケに角度があると、微妙な力加減ができないんです。
そこで。
この形状のハケを100円ショップで。
結局、こちらの方が使いやすかったので。
つまりは、こういう事なのだと思います。
ギターを始めた頃は大きくて柔らかいピックが良いと言われています。
自分も最初は大きいティアドロップの柔らかいピック使ってました。
リッチーが小さなホームベース型の硬いピックを使っていたので、変えました。
最初はめちゃめちゃ大変でしたが、今では大きな柔らかいピックでは上手く弾けません。
それと同じなのでしょうか。
普通の生活を送る中、角度の付いたハケを使う機会はほとんどないと思いますし。
指板の塗装は、塗料を塗るというより描く作業に近いと思ってます。
絵具で絵を描く感覚に近いので、筆と同じ形状の方が使いやすかったのかもしれませんね。