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一応、国家資格です

 

昨年11月に受験した ITパスポート試験 に合格しました。

 

ITパスポートとは、国家試験である情報処理技術者試験の初級の資格です。
廃止された初級シスアド試験の一部を継承した試験のようですね。

 

公式HPによれば、「ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」 だそうです。

 

 

昨年、何かコンピュータ関係の資格はないかと探していた時に見つけました。
名称は軽いのですが、国家資格だというので勉強することにしたのです。

 

簡単な試験ではありませんが、それほど難しい試験でもありません。
ちゃんと勉強すれば、間違いなく合格できる資格です。

 

勉強を始めて思ったのは、変な資格だな ということです。

 

コンピュータの知識も問われますが、ITを活用した企業戦略、企業経営の知識の問題が多いのです。 半分以上はそんな問題です。

 

コンピュータを使える証明になるかと思っていたので、少し期待外れでした。

 

 

それと、CBT(コンピュータ試験)なのに、長文問題があるのも不思議でした。
全100問中、中問 という4問一組の長文問題が4つ (計16問) あるのです。

 

コンピュータのモニタで長文を読むのは辛いですよ。
重要なところに印も付けられないので、中問は本当に面倒でした。

 

これが紙のテストだったら、どんなに楽かと思いました。

 

 

試験に電卓を使えないのも驚きました。コンピュータの電卓機能も使えません。
A4サイズの紙とペンを渡され、計算問題は筆算です。

 

コンピュータでは答えを選択するだけで、ややこしいことは手作業なのです。

 

ただ、CBTの良い点は、試験結果がすぐにわかることです。
試験が終わると同時に採点が始まり、すぐに合否が確認できるのです。

 

試験後、すぐに合格がわかったので、安心して帰宅できました。

 

 

昨年11月に受験し、12月に正式な合格発表があり、先週、合格証書が届きました。

 

昨年末、3月の試験から 中問の廃止と試験時間の短縮 が発表になりました。
明らかに中問はCBTには不向きだと思っていましたが、やはりそうなりましたか。

 

これまでは、16問の中問ありで全100問で165分(2時間45分)の試験でした。
本番では解答の見直しを含め、165分の時間を目一杯使い切り、本当に疲れました。

 

3月からは、長文問題の中問廃止で全100問で45分短縮の120分の試験になります。

 

 

中問がなくなることで、試験も勉強もかなり楽になると思います。
このことが先にわかっていたら、3月以降に試験を受けていたでしょう。

 

中問廃止で合格率が極端に上がるようなことがないようにして欲しいです。

 

 

 

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教材はブックオフで2冊 (108円と200円) を買いました。 2~3年前の本でも大丈夫でした。
ダウンロードした4回分の過去問題をやってから、ネット上にある他の過去問題をやりました。

 

勉強期間は一月半~二ヶ月くらいです。 間違いなく合格できると判断してから受験しました。
それでも見たこともない専門用語、解き方のわからない問題 (中問) が出てきました。

 

役に立つかもわからない企業経営・戦略の専門用語を暗記するのが主な勉強です。
BSC、ERP、KPI、ROE、WBS、などのアルファベットやカタカナ用語ばかりです。

 

勿論、コンピュータの基礎知識もあり、そこを一から勉強し直せたのはよかったと思います。

 

 

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試験会場は、花京院の東北電子専門学校でした。

 

 

◇仙台◇