腕時計のベルト修理

かなり前の出来事なのです。

本屋で立ち読み中、突然、腕時計のベルト が外れました。
腕時計は落ちませんでしたが、ベルトがダラリとぶら下がっていました。

床を見ると、小さなベルトのピンが落ちてました。

なぜか 継ぎ目を留めるピンが抜けて、ベルトが外れたのです！

もうビックリですよ。
ピンを拾って留め直したら、ピンはユルユルでした。

帰宅後にベルトのピンを調べてみたら、半分以上がユルユルでした。

このベルトは二つ折りの割りピンが使われているのですが、その割りピンが
ユルユルで役立たずになっていたのです。

通常は二つ折りのピンの後ろの方がそれぞれ外側に湾曲しているのですが、
その部分がペチャンコになっていたのです。

時計用の工具があるので、緩いピンを全部抜いて修理することにしました。

二つ折りのピンのお尻の方を外側に湾曲するように、ペンチで調整したのです。
これが上手くいって、ピンを戻すとしっかり留まってくれました。

修理は無事に完了です。

念のため、他の腕時計も調べましたが、ピンが緩んでいたのはこれだけでした。

このように割りピンが緩むことは、そう珍しいことでもないようですね。
腕時計用の工具がなければ、自分では修理できなかったでしょう。

ダイソーで買った腕時計金属ベルト調整工具1セットが役に立ちました。