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 彼岸の削り花は仙台発祥??

 

 

 今日は彼岸の入りでした。

 

 この時期になると、お店ではお供用の花がずらっと並びます。
 宮城県 では、派手な色の 削り花 も店頭に並びます。

 

 春の彼岸 だけは、この削り花が売られるのです。
 お墓参りに行くと、かなりの割合で削り花が供えてあります。

 

 

 寒いこの時期に生花が手に入りにくかった東北地方の風習なのかと思って
 いままでは特に気にしたこともありませんでした。

 

 でも、今日、お店で削り花を見ていたら、その由来を知りたくなりました。

 

 

 家に帰ってから、まずは ウィキペディア で調べてみました。

 

 すると、そこには 仙台発祥の造花 だと書かれていました。
 削り花の考案者と、それを最初に製作した生花店名まで書いてあります。

 

 明治10年頃から製作・販売され始めた、と。

 

 

 これが本当だとしても、ちょっと疑わしく感じますね。 (笑)

 

 更に調べてみると、他の地域では 小正月に木を削った造花を飾る風習 があるようです。
 その花が 削り花、削りかけ と呼ばれているそうです。

 

 小正月に造花を飾る風習は、かなり古くからあるようです。

 

 

 宮城県でも 気仙沼 では小正月に削り花を飾るようです。

 

 仙台では、その小正月の造花を春のお彼岸用に使ったということでしょうか?
 春の彼岸用の商品として売り出したのが最初なのでしょうか??

 

 結局、よくわかりませんでした ・・・

 

 

 

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 これはごく一般的な春彼岸用の削り花です。 (材料はコシアブラの木)
 木を削った後に色を付けます。

 

 山形県の笹野彫の削り花 は、もっと丁寧な作りで美しいですよ。
 以前、NHKの番組でその製作風景を見て感心しました。

 

 ただ、現在は作り手がいなくなってきているそうです。

 

 

 

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 ◇宮城県◇