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大崎八幡宮の御神火は、燃え尽きるまで続く・・・ 

 

 

昨日、仙台市青葉区大崎八幡宮 へ行ってきました。
ある事を確認するために。

 

それは、大崎八幡宮のどんと祭の御神火は4~5日は燃え続けている というものです。

 

HDDレコーダーにタイマー録画してあったミヤギテレビの 「OH!バンデス」 を見ていたら、そんな話が番組中に出てきたんです。 

 

ホントかよ!と思うと同時に、どうしても確認してみたくなりました。

 

昨日は 1/14 の どんと祭 から 2日後の 1/16 です。
確認するににはちょうど頃合のいい間隔じゃないですか。

 

いざ、大崎八幡宮へ。


 

昔は1/14(どんと祭)~1/20頃まで燃え続けていたそうです

 

 

さぁ、実際に大崎八幡宮へ行ってみると、本当にまだ御神火は燃え続けていました。
小さな炎が、細々と。どんと祭から2日後の御神火 です。

 

御神火の周りには、ほんの数人しかいません。
その中でひっそりと燃え続ける御神火には哀愁を感じます。


 

なぜ燃え続けているかというと、御神火なので水で消してはいけない のだそうです。だからこうして自然に燃え尽きるのを待っているわけです。

 

どんと祭で使う御神火は、元日に火打ち石を使って起こした火を使っているそうです。それを保管しておいて 1/14 のどんと祭で使うわけです。

 

火入れを見たことがある小さな神社では、マッチで最初の火をつけてました。(汗)


 

すぐに消えそうに見えますが、これでもあと何日かは燃え続けるそうですよ。

 


 

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この火か消えるまでは、宮司さんたちが交代で寝ずの番をするのだとか。

 

かつては正月飾りなどの数も多かったので、1/20 頃まで御神火が燃え続けたそうですが、最近は持ち込まれる量も少なくなり、もっと早く火は消えるそうです。

 

その場に居た宮司さんにそんなお話を伺い、ちょっぴり感動してしまいました。

 

さすが由緒のある神社は違いますね。
こちらのどんと祭が仙台市の無形民俗文化財に指定されるだけのことはあります。

 

良い話を聞いた後は、お参りをしてから気持ちよく神社を後にしたのでした。


 

御神火が燃え続けている間は、正月飾りやお札を持ち込んでもいい そうです。
この時も実際にお札を火に入れていた人がいました。

 

御神火はいま現在 (1/17) も燃え続けているかもしれません。

 


 

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石段は 仙台市の登録文化財 です。
 

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御社殿は 国宝 に指定されているのです。

 

 

「大崎八幡宮」   宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1

 

国宝 大崎八幡宮 → http://www.okos.co.jp/oosaki/


 

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