本日は雨と睡眠不足の為出掛けれず。明日も雨だとか。

雨の日はBL妄想に浸るに限ります(笑)。



『美しいこと(上)』

ブラ子のBL風呂

■あらすじ■

松岡洋介は週に一度、美しく女装して街に出かけ、男達の視線を集めて楽しんでいた。

ある日、女の姿でナンパされ、散々な目に遭い途方に暮れていた松岡を優しく助けてくれた男がいた。

同じ会社で働く、不器用、トロいと評判の冴えない男、寛末だった。

女と誤解されたまま寛末と会ううちに、松岡は「好きだ」と告白される。

松岡は、女としてもう会わないと決心するが…。




『美しいこと(下)』

ブラ子のBL風呂

■あらすじ■

松岡が気になる感情が、友情なのか恋なのかを知りたい。

そう感じた寛末は松岡と頻繁に会うようになる。

寛末にとって、明るくて楽しい松岡と過ごす時間はとても居心地がよかったが、その一方で、仕事が出来て社交的、女性にもモテる松岡が、どうしてこんな自分を好きなのかと、卑屈にも感じていて…。

そんな折、社内で大きな人事異動があり…。

恋に落ちた二人の切ないラブストーリー♥




日高ショーコ先生のイラストに惹かれての購入でしたが、がっつり好みでした。

木原音瀬先生の初購入本です。

相手が自分のことを恋愛感情で好きでなくても傍にいられたら、もしかしたら。

恋人にはなれないと言われて何度振られても諦められない。

好きになって貰える希望を捨てきれない。

趣味が女装の、しかも女装で女に間違われる程に、可愛くてでも男らしい部分も持ち合わせたやさしい男と、かなり愚鈍で劣等感の強い酷い男。

出会いが違えば恋にはならなかったそんなふたりのお話。

修復不可能なのに、どうしてこんな男を…と思いながら好きで好きでどうしようもない諦められない、なのに相手の気持ちばかりを尊重する松岡の気持ちが、読んでいて本当に本当に切ないです。

ちなみに寛末にはイラっとします(苦笑)。

恋愛はタイミングが全て。

タイミングの合わなかったズレズレのふたりがようやく交差点に辿り着き、幸せ過ぎると怖いと呟く松岡。

そんな自分への不信感を抱く松岡を抱き締める寛末。

誰かを好きな気持ちに性別は壁ではあるけれど、きっと関係ない。

最後のシーンでの松岡のメールがこの上なく愛おしいと思いました。

全プレの小冊子もこれまたよかったです。

どうにも好みは別れるようですが、個人的にオススメの一作です。


美しいものは、お互いがお互いを愛おしく想うキラキラな気持ち。

ペタしてね