今、エレファントカシマシのPVをじっくりと鑑賞してる。
「好きな邦楽バンドは?」
と、聞かれて真っ先に思い付くのが、実はこの方達です。
先日、ボーカリストの宮本浩次さんが急性感音難聴を発症したと医師に診断され、それにより無期限活動休止を公式に発表しました。
これほどショッキングなニュースは無かったな。。
ちなみに、彼らを初めて知ったのはライブでした。
当時、一緒に遊びでバンドをやっていたギタリストの友人に、半ば強制的に彼らのライブに連れてかれたんだけど
生まれて初めて、人のライブを見て鳥肌が立ったのを今でもよく憶えている。
この人達こそ本物のアーティストなんだ!と、当時の自分なりに思ったりしたものです。
それからというもの、俺にとってエレカシは目が離せない存在へとなりました。
一応、当時彼らを知った時から今に至るまで、入手できるだけの音源は全て持っている(多分)。
なにしろ一度ハマりだすと、その深い部分まで追求したくなる性分なものでして…(苦笑)
とにかく、一度聴いたらなかなか耳から離れないその楽曲達もさることながら
バンドとしてアーティストとして音楽に向かう姿勢とか、ひとつのライブに向かう姿勢とかにものすごく共感できる。
今回のこの緊急な発表によって今後決まっている公演も中止せざるをえなくなってしまったんだけど、
毎年欠かさず必ずコンサートを行ってきた野音のステージだけにはしっかりと姿を見せた。
これにはさすがに驚き!!
この決断に至るまで悩みに悩んで、きっとかなりの覚悟を持ってステージに臨んだに違いない。
まぁその辺が、宮本さんらしいと言えばらしいが。
その日のライブで、後に名言となるであろう強い想いを言葉に残しました。
「どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ」 と…
これほどまでに魅力的な人達の音楽活動がもう見られなくなってしまうのは、やっぱりさみしいものだ。。。
宮本さんにはどうか無理をせず、これからは治療に専念してほしいです。
そして願わくば、いつの日かまた再び日本の音楽界へと帰ってきてほしいものです。