それは、ある日の夜だった


「なぁ総悟、起きてるか?」


総悟は寝ているのか、答えない


「おーい、総悟・・・・って起きてるわけないか」


(チッ。久しぶりに二人っきりで寝れるっつーのに・・・・・


寂しいなオレ・・・・気付いてないのかなオレの気持ちを・・・・・


総悟は・・・・)


「寝るか・・・・」


そういって、土方は眠りについた



次の日


「あれ?総悟は?」


土方は目を覚ました時、何かが違うことに気付いた


総悟がいない


総悟を探すために


土方は、真選組を後にした



その頃総悟は・・・・


「おーい、そうごぉーー」


と、総悟を探す神楽


「お、きたきた。こっちこっち」


「ゴメン・・・・・待った?」


久しぶりに二人でデートなのでよほどうれしいのか総悟は


「ぜんぜん待ってないよ。


それじゃぁいくか」


だって。


普段敬語を使わない総悟が、敬語になるぐらい


うれしいデートなのだろう


そうして、二人はデパートに入っていった


「そういえば、何買うの?」


そう言いながら、財布を用意する総悟


「え・・・・んとね・・・・総悟のコート


もちろん私のおごりでね☆」


「え、マジ。うれしい」


そう言いながら二人は、コート屋に入っていった



その頃土方は


「総悟の行きそうな場所か・・・・・・デパートなんていってみるか」



そんなことも知らない総悟は


「お、これいいじゃん」


「値段見せて?」


・・・・・・・・・・!


「い・・・一万五千円!」


あまりの値段の大きさに驚きを隠せなかったか神楽


「んじゃぁオレが三千円出すから、あとはお前な」


「あ・・・・ありがと総悟」


「もう昼過ぎか」


「お昼作ってきたネ」


「んじゃぁ公園でも行くか」


「そうだね」



その頃一人さまよってる土方は


「一回戻るか」


そう言って屯所の戻っていった



「ねぇどう?おいしい?」


「うん。おいしい」


おにぎりをむさぼる、総悟と神楽


「ふぁーーおいしかった」


「ね」


「んじゃーこれからどうする?」


少し悩んだ神楽は


「私・・・・・帰る・・・いい?」


少し考えた総悟は


「あ、別にいいよ。用事とかあんの?」


神楽は「うん」とうなずいた


「あ、じゃ・・・じゃーな」


「うん。バイバイ・・・・ゴメンね」


「気にすんな」


「オレも帰るとするか」


そう言って帰ろうとした時、後ろから気配を感じた


「いたいた。何やってんだ総悟」


土方だった


「いや・・・・ちょっと買うものがあってな・・・・」


「そうか・・・」


「ちょっとこっちに来て」


土方についていくと


土方の姿が急に消えた


「あれ?土方さん・・・・・・・・・・うわっ!」


後ろからいきなり抱きつき


「好きだ」


そう一言いってくちづけをしてきた


「ひ・・・・土方さん・・・・どうしたどうしたんですか?」


その時土方の後ろから泣き声が聞こえてきた


「こ・・・・これは・・・・どういうことアル?総悟・・・・」


「ゴ・・・ゴメン!・・・・ちょっとどけて土方さん」


そう言いながら総悟は、土方の前から姿を消した


「ゴメンな・・・・・総悟」



「おいどこに連れてくんだ?神楽」


「いいから。ついてきて」


そう言いながらついた場所は


「万事屋銀ちゃん」


だった


「いいから早く」


ガラガラと万事屋のドアが開く


その瞬間!クラッカーが弾けた音がなった


『総悟くん、お誕生日おめでとう!』


と、三人の声がそろった


「あ・・・・ありがと」


それから二時間の時が過ぎ、総悟は屯所に帰ることにした


「ありがとさんでした」



そして、屯所に着き


自分の部屋に戻った


そして寝た


「今日の土方さん・・・・どうしたのかな・・・・・」


「ちょっといってみるか・・・・」


そう言いながら、土方の部屋に向かった




「おーい、土方さん。いますか・・・・」


部屋を見まわす総悟は


「あ・・・寝てるじゃん」


そう言いながら、土方に近づく


じっと見てみると、マネキン・・・・


後ろから、また気配を感じた


後ろから抱きつく土方


「総悟・・・・さっきはゴメン・・・・でも・・・・お前のことが・・・・」


「おれもでさぁ」


そういいながら総悟は、土方にくちづけをし部屋を後にした



夜中の二時


総悟の部屋のふすまが開いた


「ここにおいときゃ気付くだろう」


そういいながら、小さな箱を置いて部屋を出ようとしたその時


「一緒に寝てもいいですよ・・・・・・・キスも・・・・・・何度でも」


寝言なのか、ホントに言ってるのか分からんが


土方は総悟の布団に入り


「好きだ・・・・・」


っていう。そうすると


「オレもです・・・・・・土方さん」


って言い返す


その繰り返しを延々とやって、二人は寝た


                    ―END―


あの、長くなってスイマセン


これはRISAさまからのリクエストです


こんな長く書いたの初めてです


二時間かかりました