グッドマン法(1235方)とはパーレー法のように勝ったときに賭け金を増やしていく必勝法ですが、パーレー法とは違って、連勝中にひたすら倍賭けしていくのではなく利益をある程度残しながら賭けていく方法です。
 1235法という名前のとおり、1 2 3 5 を順番に賭けていくだけです。
たとえばルーレットの赤黒などで1ドルから賭け始めて勝ち続けたとすると、賭け金を2ドル、3ドル、5ドルと順番に増やしていきます。
表にすると次のようになります。

連勝回数

賭け金

$1

$2

$3

$5

利益累計

$1

$3

$6

$11

4連勝以上した場合は、連勝しているかぎり5ドルを賭け続けていきます。
1235法(グッドマン法)の評価
  この投資法の特長は、2連勝さえしてしまえば損失は出ないというところにあります。
上の表で見ると、たとえば2連勝して3回目で負ければ、2連勝で得た利益は0になりますが、損失は出ないことになります。そして3連勝して4回目で負けた場合でも1ドルの利益が残っています。 ですので、最低2連勝すれば負けることはないのです。
 逆に、2連勝できなくても、負け分の1ドルが徐々に積みあがっていくだけなので、比較的リスの少ない投資法と言えるでしょう。
しかしこの投資法の最大の問題は、3連勝以上しなければ利益が出ないというところにあります。すなわち負けにくく、勝ちにくい賭け方といえます。