雪冠杉
●BS TBSの報道1930では、中国で行われたゲノム編集について議論されていました
その中で、遺伝子の組み換えについて、カルタヘナ法があると。
環境省:カルタヘナ法
http://www.biodic.go.jp/bch/cartagena/index.html
日本では批准しているけど、アメリカは批准していない。そのアメリカから輸入している事実。
●植物園、植物館関連のサイトを見ていても、これは行きたいというイベントが無い。東京メトロ12月号を見ていると、赤穂義士祭(泉岳寺)があるみたいだけど、赤穂浪士には興味が無い。幕末は、徳川慶喜で充分。
12/12(水)-12/29(土)、西武池袋本店、別館2Fギャラリー、ディズニー「くまのプーさん」おひさまマーケット、入場無料なので、ちらりと拝見予定。
本題に戻します。
過日、Eテレで、「ろんぶ~ん ラーメンの論文!国民食ラーメンはツイッター投稿数でも1位なのか?」が放送されていました。
「ラーメン」の論文を2つ説明。
●「ラーメン残渣汁由来BDFの製造方法の検討とエンジンの性能」(日本機械学会論文集 83(846),16-00375-16-00375,2017)、岡山理科大学工学部講師 近藤千尋氏
要約すると、ラーメンを食べ終えた後に残る汁で、エネルギーを開発出来ないか?という論文で、既に九州エリアに展開している山小屋という豚骨ラーメン屋さんでは実用しています。ただ、科学的な裏付けが無い(山小屋での実用も認識済)から、じゃぁ、研究の一環でやってみたというもの。
近藤さんは、エンジン開発・代替燃料研究の専門家です。
週1回はラーメンを食べる事が好きだったことも論文にした理由。
研究論文のタイトルにBDFと書いてあるのは、ややフレンドリー感が無いです。日本機械学会でBDFという言葉が認知されていても、第三者が見て分かり易いタイトルで無ければ、体を成していないなぁと感じます。BDFとは、Bio Diesel Fuel(生物の油脂から作られるディーゼルエンジン用の燃料)。
実際にラーメン屋さんに訪問して、店主さんに残った汁を貰っていいですか?と聞いたのですが、全てNGで、結果、カップラーメンを食べて研究したもの。醤油、塩、豚骨などを食べ進めていくと、圧倒的に豚骨ラーメン(背脂入り)の油脂が多い・・・ハイカロリー、過度に食べると身体に悪い油脂がある。
●「ラーメン VS カレー:2年分のログデータと高速食事画像認識エンジンを用いたTwitter食事画像分析とデータセット自動構築、電気通信大学大学院教授 柳井啓司教授」(電子情報通信学会技術研究報告=IEICE technical report 信学技術113(230),59-64,2013-10-03)
柳井さんは、元々ラーメンが好きで、2011年5月から2013年8月までの2年4か月の間に収集した位置情報つきTwitter画像表示システムにある10億枚を、日本語の100の料理名によるキーワード検索を行い、173万枚に集約して、料理の人気ランキングを実施したもの。
ただ、ラーメンで検索すると、ラーメン店の看板だったり、食べている人の画像、ラーメンマン(漫画)の画像など間際らしわしい部分が多いので、高速食事画像認識エンジン(人間の代わりに画像を見て、料理名を認識するAI(人工知能))を開発。開発と言っても、AIに認識(学習)させるために、学生にラーメン、非ラーメンの合計1万枚(100種類 X 100枚)の画像を手入力させたもの。
これによって、47万枚へ集約。位置情報もあるので、日本人が大好きな食べ物ランキングが出来上がり。
30位までのランキングは、以下の通り。
30位:ハンバーガー
29位:焼き鳥
28位:麻婆豆腐
27位:牛丼
26位:天丼
25位:親子丼
24位:海鮮丼
23位:シチュー
22位:コロッケ
21位:グラタン
20位:おにぎり
19位:天ぷら
18位:カツカレー
17位:トースト
16位:おでん
15位:焼きそば
14位:チャーハン
13位:たこ焼き
12位:ステーキ
11位:ハンバーグ
10位:刺し身
9位:ごはん
8位:お好み焼き
7位:ギョーザ
6位:ピザ
5位:オムライス(ケチャップで絵を描いたり、文字を書いたりしたものをTwitterしたくなる心理的な要素もある)
4位:つけ麺(ラーメンは1つの器、つけ麺は2つの器として別料理と認識させている)
3位:すし(25898)
2位:カレー(59204)
1位:ラーメン(80021)
スイーツは対象外。
研究論文は、ラーメン VS カレーとなっていますが、結果として画像認識技術を活かして、カロリーを推定する研究の一環(今は研究段階ですが、専用のアプリを通して、食事の画像を照らし合わせると、自動的にカロリー表示がされる)。
<ねこの森には帰れない@谷山浩子>

