「成長途上なので、赤い実ですが、きちんと生育すると紫色のナスになります。」と店員さんに伺ったのですが、調べると赤い実のままでした。
平茄子(ヒラナス)はナス科ナス属の一年草で、原産地はアフリカないしブラジル。
日本へは明治時代に渡来し、小石川植物園で栽培された。
現在は茄子(ナス)の接木用台木として用いられ、逸出したものが本州で野生化している。
環境省の移入種(外来種)リストにも掲載されている。
別名を飾り茄子(カザリナス)といい、草丈は50センチから100センチくらいで、全体に棘や毛が多い。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月くらい。
葉の脇に花径15ミリくらいの淡い紫色や白の花をつける。
花冠は浅い皿形で5つに深く裂ける。
雄しべは5本で、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色。
花の後にできる実は扁球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと赤くなる。
実は直径3センチから5センチくらいで、形は茄子(ナス)よりもトマトに似ている。
弱い毒を含んでいて食用にはならない。
観賞用として植えられるほか、生け花の花材として栽培もされる。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。種小名の integrifolium は「全縁葉の」という意味。
ナスの花言葉は、よい語らい、優美、真実、つつましい幸福など。

