なぜ日本はクジラ・イルカ問題で世界から批判されるのか?
①背景
1970年代に、グリーンピース、SAVE THE WHALES、クジラ=環境保護運動の象徴。THEと付ける事で範囲自体も拡大した。
2010年以降は、映画「ザ・コーヴ」がアカデミー賞受賞、イルカ=動物の権利問題。ザ・コーヴは和歌山県太地町で行われていたイルカの追い込み漁を描いたもの。この映画では、和歌山県とは関係無い画像も使われていたが、インパクトが大きく、識者にも判断出来かねる過剰演出は如何なものか?とも思う。
②欧米と日本の違い
・イルカ、クジラ
欧米では人間に近い知能を持つ特別な存在、人類共有の財産。
日本は魚介類の一部であり(世界を回遊する魚)、持続的に有効活用するもの。
・牛、豚、鶏
欧米では自国内で再生産できる資源だが、日本は命ある生き物。
・伝統
欧米では破壊して文明化を進める、日本は保護、継続するもの。
この様な流れだから、欧米と日本ではコンセンサスを得られない。
欧米という大陸と島国の日本では、発展してきたもの、島国ならではのものと分かれているので、お互いに相容れない文化があるのは至極当然の話。どちらが良し悪しの判断をするのではなく、対話、協議を続けて、国際社会にも認めてもらえる様な協議が必要になる。