生前退位を検討する政府有識者会議が行われ、今後の議論の進め方などが協議された。
安倍首相は、「国家の基本に関わる極めて重要な事柄であり、予断をもつことなく、国民のさまざまな意見を踏まえた提言を取りまとめてほしい」と述べた。
天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議の論点は8つ。
天皇陛下は、退位について述べられていましたが、「等」という括りに入れられちゃいました。
①天皇の役割
②天皇の公務
③公務負担軽減
④摂政の設置
⑤国事行為の委任
⑥退位の是非
⑦退位の制度化
⑧退位後の地位や活動
④、⑤は天皇陛下が否定された発言なのに、論点として復活したのは謎です。
⑦の退位の制度化は無いはず。なぜなら制度化する、今回の陛下の自由意思による退位を認めてしまうと、今後も自由意思によって退位が行われる。政府としては、自由意思は困るというスタンスです。
有識者会議の座長は経団連会長であり、安倍首相と親しい仲。今年の宮内庁の人事で、宮内庁次長に内閣官僚・元警察官僚を配置するなど、宮内庁に対する報復人事だったのではないか?と疑義があります。
天皇と政府の関係は、権威と権力で分かれています。
政府が2、3年で崩壊しても、新しい政府が出来たら、天皇が政府に対して権力を任命する立場にあります。
権威と権力を1つにすると、独裁者が生まれます。
今回の議論の中では、政府が天皇陛下の権威について、尊厳を失う事をすれば、天皇制が形骸化して、将来的に政府が権威と権力を持ち、独裁にならない様に、国民としても注意深く、見る、見守る必要があります。