この2年間、私とバビちゃんとの間の日本語補習校の宿題バトルを間近に見てきた我が家の長女バブラちゃん(6歳)。日本語学習のせいで親子断絶か、はたまた家庭崩壊・夫婦離婚かと思ったことも何度もあるほど(我が家だけではないと、補習校に通う他のお母さんたちには言われますが)、日々、こなさなければついていけないほどの国語の宿題がなにせ山とあるので、現地校と補習校の両立は本当に大変です。
だからバブラちゃんは、長らく「私は補習校は行きたくないっ!!日本語は自分でやるからいい」と言っていました。ごもっともです。あれを見ていて、行きたいと思う子供はいないでしょう……。でも「自分でやる」ってのは100%あり得ないしね。
この冬は、バビちゃんを補習校から退学させようかとも相当悩んだのですが、悩みに悩んだ末、とりあえず継続することに決めたので、有無を言わせず、バブラちゃんの新一年生の出願をしました。(もしバビちゃんを別の環境で日本語を勉強させる場合は、バブラちゃんもそちらに出願しようと思っていたため。)
あまり乗り気ではないバブラちゃんの気分を盛りたて、面接試験の前、一ヶ月くらいは、急に付け焼刃で一生懸命、日本語の本の読み聞かせや、カルタ取りなども行ないました。いやはや、最近、すっかりこういう時間を取れていなかった、ご無沙汰していたことに改めて気付きましたねえ。毎日を回していくのだけで手一杯で。
そこまで乗り気ではない子を引っ張って、なんとか面接にも行きました。お願いだから、「補習校には行きたくない!」だけは面接で言わないでー、と切に祈りながら、面接中は別室で待っていました。
同世代のお友達の中で日本語が一番達者だったなんていうのは、すっかり今や昔で、口を開けば英語しかしゃべらないバブラちゃんです。私がバビちゃんの勉強ばかり見ていた弊害で、バブラちゃんにはちゃんとひらがなとかもしっかりやってあげれなかったから、バブラちゃんの日本語の読解力が低いのは私のせいで仕方がありません。バビが同じ歳の頃は、日本語で読み書きが普通に出来たから、面接が大丈夫かなんて心配もしなかったけど、バブラの時は、正直、この日本語力だったら、再試験になっちゃうのかなあ、と思っていました。
でもなんとか入学許可書が届き、晴れて先週の土曜日が日本語補習校の入学式でした。
元々、そんなに補習校行きに興味を示していなかったバブラちゃんも、だんだん近づいてくるにつれてそれなりに心待ちにするようになってきました。入学式用にうちにしてはかなり気張ったワンピースも新調したし(バブラちゃんの着ている洋服の大半は、いろんなバビの女友達からのお下がり)、日本のおばあちゃんからクリスマスにもらったマイメロディとコンバースのコラボリュックを補習校用にしようと取っていたので、それをおろすのも楽しみにしていました。
バビちゃんは、こういう物にわくわくってほとんどないけど、やはり女の子は新しいお洋服とか、新しい鉛筆とかでテンションが上がってくれるので、やりやすくてありがたいです。
とはいえ、入学式の日のバブラちゃんの予定はハリウッド女優並みの分刻みの忙しさで、入学式→その足で帰り道にクラスメイトのお誕生会→帰って来次第、バビと一緒にお友達のうちにお泊りに行く、というものだったため、その日自体をかなり楽しみにしていたきらいはあります。'It will be a best day ever in my life!'と何度も言っていました。
いつもよりかなり早くに学校に行ったので、ゆっくりとバブラのクラスや、バビちゃんのクラス替え後の新クラス発表を確認出来ました。バブラちゃんの担任の先生は、大人気でよく噂を聞いていた方なので、私が嬉しかったです。
そしてバビちゃんは、大親友と3年連続で同じクラスになれて本当によかったー。しょうごくんをはじめとするお友達に会いたいから、なんとか挫けずに通えているってところが大きいからねえ。ありがたや、ありがたや。
バブラちゃんは、全く知った子がいない新しい教室で、かなり緊張した面持ちでしたが、ちゃんとお名前札が置かれている自分の席を見つけて、ちょこんと座っていました。
バビの時もそうでしたが、入学式で一番心に残ったのは、中3の代表の子たちのご挨拶でした。今回は、3人の女の子(全員ハーフ)が代表を務めていて、そのしっかりしたスピーチに感激しました。バブラちゃんの担任の先生のお嬢さんもスピーチをされていたのだけれども、彼女は平家物語の扇の的の話まで出していたし!
はっきり言って、日本で生活している日本人と遜色ない日本語であんなに心に響く話がメモも見ずに出来るなんて、どこをどうなったらあそこまで頑張っていけるのかなあと、あのスピーチに到るまでのご家庭でのご苦労に思いを馳せずにはいられませんでした。2年間の補習校生活を経て、在校生代表のスピーチを聞くにも、ただすごいと感心していただけの2年前と違って、受け止め方が違ってくるもんだわ。
長丁場の入学式でちゃんと座っているだけでも疲れただろうに、その後、1時間半ほど授業も早速あって、バブラちゃんはよろよろ。(しかも車酔いの薬の副作用で、ただでさえぼーっとしていたらしい。)校舎を出る頃には、お腹が空いたと半狂乱でぐだぐだでした。
いつも補習校から出てきて、お腹が空いたとプチ切れのバビちゃんを見ながら、「なんでそこまで」という顔をしていたバブラちゃんでしたが、この日は身を持って体験したね。やはり緊張している上、新しい環境で慣れないことを3時間半もするんだもの、そりゃ疲れるよね。
と言いつつも、バブラちゃんは車でサンドイッチなどを頬張った後、その足で3時間半にも渡る長丁場のお誕生会に行きましたが。体力あるわあ。
なにはともあれ、これから1年間、バブラとママとの二人三脚で頑張っていこうね。
(写真は両方とも、4月22日、クロイドンにある日本語補習授業校内にて撮影)
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★バビちゃんの入学式の時の話はこちらに。私も改めて読んでみて、こんなことを2年前は考えていたんだなあ、と思わずにはいられませんでした。
正直、あの時の入学式は、今となっては、中3のお兄さんたちのご挨拶しか記憶にないくらいです。それくらい2人の日本語力と、挨拶の内容に感銘を受けました。
走れメロスの話を例に出していて、「この子たち、顔立ちからして、どうもハーフなんだよね?こんなに爽やかなイケメンで、日本語も日本育ちの日本人と遜色なくて、メロスの喩えを出してくる聴かせるスピーチをしちゃうって一体!我が子も、こんなかっこいいお兄さんにいつか慣れる日が来るのかなあ」と眩しく思いながら、お話を聞かせてもらいました。うちの彼も、中3の子たちのスピーチがすごかったと、入学式の話と言えばそればかりでした。
ちなみに、そのメロスの話をしていたお兄さんが、バブラの担任の先生のご長男のようです。爪の垢を煎じて、あの先生のすごいママ力を分けて欲しいわ!
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2017.04.23 01:26 (facebook)
It was such a big day for Babla. She finally started Japanese Saturday School! We had a very official, very Japanese entrance ceremony for new Elementary Grade 1 (Mimi's year) and Junior High Grade 1 (13 year old) this morning.
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2017.04.23 01:28 (facebook)
Meanwhile Babi moved up to a new year, Grade 3. At Saturday School, they shuffle classes each year. He is so pleased that he is in a same class with his best friend for 3 years in a row!
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2017.04.23 01:38 (facebook)
Other daddy in a same class offered to take our family shots, but unfortunately, Babla was already too tired and hungry. As you see, she was not in the mood at all. It must be such a nervous and exhausting 3.5 hours for her on her first day.

