小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活 -12ページ目

小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

ロンドン南東部ブラックヒースでの小鳥のさえずりがBGM生活もついに11年目突入!8歳、6歳、4歳の3人の子供たちに振り回され、1ヶ月が1週間に感じるばたばたで自転車操業な毎日のあれこれを綴っています。

{F3B1995B-6AE7-40E8-B250-C3C36FB0B4A6} 3月23日、近所の小学校で英国で有名な児童文学作家のマイケル・ローゼンを観てきました!
 
マイケル・ローゼンは、"Going on a Bear Hunt"(邦題は、『きょうはみんなでクマがりだ』)という英国で子育てをしている人で知らない人は決していない、バイブル的な絵本を書いている人です。この簡潔なストーリーは、歌にもなっていて、よくこちらの小さな子供たちが歌っています。
 
うちの子供たちも、"Going on a Bear Hunt"の歌が大好きで、2年前の夏が我が家では一番のブームだったかな。好きすぎて、家族みんなで遠路はるばるウィンブルドンまで人形劇も観に行ったなあ。まだ2歳だったラッキーちゃんが、暗い劇場が怖くてギャン泣きしたため、私は始まってすぐに劇場の外に出なければならず、残念ながら一切、観れなかったんだけど……。
 
当時は、これと、ガンナムスタイル、そして「レット・イット・ゴー」のビデオばかりを子供たちにリクエストされ、毎日、Youtubeで一回ずつは観ていたように思います。
 
その"Going on a Bear Hunt"の動画ビデオですが、なんとこの本の作者本人、マイケル・ローゼンが歌っているものなのです。だから普通は、どんな人気児童文学作家でも顔まで知っている人なんてほとんどいない中、この人だけは、子供番組のお兄さん、お姉さん状態で、顔をよくよく覚えています。
 
初めて動画を観た時は、作家本人と知らなかったので、「なんでこんなひょろっとしたギョロ目のおじさんが子供用の歌を歌っているんだ?!」と疑問を覚えたものです。

とにかくそんなスーパースターが、なぜかうちの子達が通う小学校と目と鼻の先にある隣の小学校を訪問するとか。それで我が校の子供たちにも、親切な隣の学校から「よかったら是非、お話を聞きに来て下さい」とお声がかかり、低学年(幼稚園~イヤー2まで)の子供たちがお邪魔することになりました。

 

英国の学校では、それがどんなにちょっとの距離でも(例えば、今回のように、近所を5分歩くだけでも)、教職員だけでなく、保護者の手も借りて、子供たちを引率して外を歩きます。

 

そのため、いつものように、学校が各クラスから数名ずつ、保護者ボランティアを募集していたので、ラッキーちゃんと一緒に私はバブラちゃんのクラスのお手伝いをすることにしました。「ママが来てくれる!」とバブラちゃんは喜ぶし、私とラッキーちゃんもマイケル・ローゼンは観れるし、これは二度おいしい超ラッキーなお手伝いです★

 

"Going on a Bear Hunt"の本と歌が大好きなラッキーちゃんは、バブラちゃん以上にこの訪問を楽しみにしていて、前日からわくわくしていました。

 

{58B63D49-9B2E-47E7-A78F-F08E10C97254} →私の中では「作家」という印象の人でしたが、どうも作家であり、詩人でもあるようです。そして"Going on a Bear Hunt"だけでなく、彼の他の詩(ショートストーリーとも言える)も、ちょっとした振り付けとリズムに合わせて子供たちと一緒に声を合わせて読めるものみたい。
 
「マイケル・ローゼンによる読み聞かせ」イベントだったはずだけど、蓋を開けてみれば、面白おかしい子供向けのショーのようだったなあ。いろんなところで子供たち、大受けだったもん。とにかく観ていて、このおじさんは71歳とは思えぬエネルギーと、また未だに少年のいたずら心の持ち主なんだろうなあと思わされました。すっごいエンタテーナー!
 
それにしてもこんな大物が街の小さな公立の学校に訪問してくれるってすごいよなー。日本だったら、誰だろう。『ぐりとぐら』とか、ノンタンの作者が来てくれたというようなレベル?
 
英国の首都ロンドンに住んでいるからの利点だなあ。他の地方に住む英国人の友達が数人、「マイケル・ローゼンが近所の小学校に来るって、その贅沢はなに?!」って私のフェイスブックで興奮コメントをしていました。
 
英国の他の地方の友達どころではなく、オーストラリアの友達はもっと羨ましそうでした。以前も、「グラッファロー(注)の挿絵を描いた人が近所に住んでいて、近くの教会であるチャリティイベントで無料サイン会をしてくれるってあり得ない~!!!!」と言っていて、そっかー、と改めて思いました。英語圏の人だから、同じ本を読んでいるのだものね。
 
ここにいたら、作者本人による読み聞かせイベントがどこかのホールや書店であるなんてそこまで珍しくないけど、オーストラリアまでは行ってくれないだろうし、万が一、行っても大都市だけだろうからねえ。うちみたいに、ちょっとそこらで会える訳ではないよね。自分たちが置かれているすごすぎる環境を当たり前と思ってはいけないのだわ、としみじみ思わされるね。
 
子供たちにとっては、作家でも、絵画でも、歴史的建造物でも、なんでも本物を気軽に見れるから、かけがえのない環境です。街自体が、生きた学なびの場みたいね。
 
注:『グラッファロー』というのは、"Going on a Bear Hunt"と並び、英国における低年齢用の児童文学の双璧というべき絵本。邦題は『もりでいちばんつよいのは?』。グラッファローの映画を生のオーケストラの伴奏で観た話はこちらに→http://ameblo.jp/blackheath/entry-12250127270.html
 

 

(今回の写真は両方とも3月23日、近所の小学校にて撮影)

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2017.03.23 23:49 (facebook)
Lucky chan and I went to help Babla's class visiting a nearby primary school. They had a very famous British children's author, Michael Rosen's visit this afternoon and kindly let Brooklands kids join the event as well. All our kids are big fans of one of his books, 'Going on the Bear Hunt' like lots of children here since Babla's nursery class sang that song at school assembly 3 years ago. That particular summer we used to watch his YouTube video and sing along literally every single day! Lucky chan had been so excited since yesterday that 'Bear Hunt guy' is coming!! His other poets seemed rather difficult to understand for Lucky chan, but his eyes suddenly sparkled when Michael Rosen started to sing Bear Hunt!