舞台の衣装や大道具好きに行ってもらいたい展示 | 小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

ロンドン南東部ブラックヒースでの小鳥のさえずりがBGM生活もついに11年目突入!8歳、6歳、4歳の3人の子供たちに振り回され、1ヶ月が1週間に感じるばたばたで自転車操業な毎日のあれこれを綴っています。

ただいま、ビクトリア・アンド・アルバートミュージアムで「カーテン・アップ」という特別展をしています。(入場無料。)オリビエ賞創設40周年記念の行事の一環だそうです。(http://www.vam.ac.uk/content/exhibitions/display-curtain-up/
 
世界でも類を見ない舞台の中心地、ニューヨークのブロードウェイと、ロンドンのウエストエンドの二箇所での様々なお芝居の裏側を覗くといった趣向の展示と言えるのかな。お芝居が大好きな人は、8月末までにロンドンに来たら是非、足を運んで欲しい特別展です。そんなに大きな規模の展覧会ではないけど、舞台の衣装や大道具好きにはたまらない充実の内容です★
 
{E712BDCD-0E8F-49BE-A585-E574001C0FD2} →特別展の入り口はこんな感じです。
 
ブロードウェイでお芝居を見ると、必ずもらうあの黄色の無料パンフレットがたくさんディスプレイに使われていて懐かしい気持ちでいっぱいになりました。19歳で初めて美穂と一緒にカナダからニューヨークに行った1週間なんて、まさに毎日、日に1本はミュージカルを観たもんなあ。長いこと、あの黄色のパンフを取っていたけれども、さすがにもう実家で捨てられちゃったかなあ。
 
あとこのブロードウェイの写真というか、絵を見て、そういやこの文字通り、ブロードウェイのど真ん中に私の妹1一家って小1年住んでいたんだよなあ、と不思議な気持ちになりました。でも子供が小さすぎて、預ける相手もいなかったし、妹1は結局、ニューヨークで暮らしていた間、斜め前などにあった劇場に一度も足を運ばなかったんじゃないかしら。
 
ちなみに、妹1一家が住んでいた高層マンションの隣は、たしかブロードウェイの俳優さんたちが舞台の前にお祈りに行く小さな教会でした。
 
{C29CAAA3-A6F7-4DE3-9E0C-7997E9BAA0EC} →「ウォー・ホース(戦火の馬)」のあの舞台の上で生きているような動きをする等身大の馬のパペットがまず展示されています。

 

 

{DF088615-24E3-4A22-B6E0-7306C75BD001} →いつか観てみたいと思っているあの男性のバレーダンサーたちの「白鳥の湖」の衣装も!

 

 

{C2706B64-F993-4201-BD0C-5590D40CAD59} →こちら、王道の「ライオンキング」の衣装です。

 

 

{54E9F847-F1DF-4CCE-8B0A-0D9E25A680C2} →シルクハットが宙に浮かんでいて、バレーのバーがあってというこの廊下の奥のスクリーンでは、コーラスラインの'One'のシーンが流されていました。
 
この他にも、舞台好きなら食い入ってみてしまうような展示がたくさんあります。興味があったら、サウスケンジントンまで是非、足を運んでみて下さい。
 
私は、自分でもなんでかわからないけど、気がついたら、高校生の時点で思いっきりミュージカルファンでした。もちろん当時は、昔のミュージカル映画をビデオレンタルで観ることしか出来なかったけどさ。「ウエストサイドストーリー」や、「ロシュフォールの恋人たち」とか、たしかサントラも買ったり、借りたりして、ひたすら聴いていた記憶がある。
 
俳優さんがみんな、ローラースケート履いていた「スターライト・エクスプレス」は、母が子供三人連れて行ってくれたなあ。あれは中学生だったんだか、高校生だったんだか。あれが本格的な初ミュージカル体験だったのかな。うちで何度も、何度もあのパンフを出してきては読み返したのを思い出します。
 
日本になんて、ブロードウェイやウエストエンドからミュージカルがやってきたら、チケットはそれはかなりいいお値段だけど、それでもお金をやり繰りして、学生の頃はちょこちょこ観に行ってました。だから本場のブロードウェイで当日、並んでお手軽な半額券が買えて、しかも山ほどの選択肢の中から自分の観たい演目が観れるというのはあり得ないぐらいの贅沢で、ニューヨーク最高と大感激した覚えがあります。
 
今、私が暮らすロンドンも、その気にさえなれば、毎晩、星の数ほどありそうな演目の中から世界最高級レベルのお芝居を観ることが出来ます。本当に贅沢でしかない環境です。もっと時間を作って、生の舞台に触れたいし、子供たちにもお芝居をたくさんみせてあげれたらなと思います。
 
ちょっと自分の思い出話にそれましたが、ビクトリア・アンド・アルバートで開催中の面白い特別展のご紹介でした。
 
(今回の写真はすべて3月21日、ビクトリア・アンド・アルバートミュージアム内にて撮影)
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2016/03/21 16:20 (facebook)

If any of you love all the Westend/ Broadway stuffs like me, this small free exhibition, 'Curtain Up' at V&A is hard to miss. I just could not stop singing 'One' from Chorus Line which they were showing on screen - do you remember we sang that song at school's annual singing competition, my dear high school friends? It is almost funny that I can still sing all the lyrics right. 16 years old brain back then.

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