
「学校に自転車か、スクーターで登校した子供はその朝、学校で無料の朝ごはんが食べれるよ」というイベントです。
日本で小学生が自転車登校なんてむっちゃNGだよね。でも反対にこちらでは徒歩、自転車、スクーターなどで来ることが奨励されているんです。要は、学校周辺道路の安全のためにも、健康のためにも、「親の車で送ってもらうな」ということを意味しています。
ふたりの学校は国を挙げてのコンテスト「ビック・ペダル」というのに参加しています。(http://bigpedal.org.uk/)これは3月3日から2週間の間にどれだけの生徒や保護者、教職員など学校関係者が学校に自転車か、スクーターを利用して登校しているのかを得点化して競うものです。
学校に「ビック・ペダル」の期間中にちゃんと自転車やスクーターで来れるようにと、これに先駆けて2月中には学校に「ドクター・バイク」なる自転車修理屋さんまでやってきて、壊れている自転車などを無料で直してくれるという日もありました。用意周到だよね。
そしてこの「ビック・ペダル」のキックオフイベントとして初日の3月3日と、2日目でパンケーキデーであった4日(http://ameblo.jp/blackheath/entry-11787009209.html)に学校で「バイカーズ・ブレックファースト」が開催されたのです。子供たちが学校でお祭り騒ぎ的に無料で提供される朝ごはんを食べたいから、自転車か、スクーターで登校してくるだろうという算段というか、それを奨励しているというか。

うちで食べるのと同じか、よほどシンプルな朝ごはんなんだけどさ。学校の講堂でみんなとわいわい言って食べるというあの趣向がわくわくなんだろうね。それは目を輝かせて、おいしそうに食べていたよ。
元々は、「バイカーズ・ブレックファースト」は初日のみのイベントだったはずなんだけど、これが成功裏に終わったからか、翌日はパンケーキデーだしと、パンケーキが主に提供される「バイカーズ・ブレックファースト」が急遽開催されました。
公立の学校なのにも関わらず、学校がこういう時、むっちゃ柔軟な対応をするのにも感心するわー。私は「これの予算はどうなってるんだ?!」とか考えちゃうけど、校長先生の決済でばーんと出ているんかなあ?