明日は旧正月ですね | 小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

ロンドン南東部ブラックヒースでの小鳥のさえずりがBGM生活もついに11年目突入!8歳、6歳、4歳の3人の子供たちに振り回され、1ヶ月が1週間に感じるばたばたで自転車操業な毎日のあれこれを綴っています。

明日は旧正月ですね。日本では、みんなが気付くかどうかも怪しい旧正月でしょうが、華僑の人がそれなりに多い英国では「チャイニーズ・ニューイヤー」として大抵の人が認識しているのではないでしょうか。

バビの小学校でも、バブラの幼稚園でも今週はチャイニーズ・ニューイヤーとはなんたるかとか、それにちなんだ工作をしているようです。バビは「30の動物について学校で勉強した」というので????と思っていたら、「ぼくはねずみなんだって」というので、ははーん、干支について勉強したのだなとわかりました。

うちの下の階に香港人のおばさんが一人で住んでいて、彼女は私たちが越してきた時点では「あの人はクレーマーだから要注意」と言われました。実際にうちを引越し前に全面改装した際、うちのパイプのひとつがアパートの外壁からえらく突き出ていると文句を言いに来られ、「おっ、噂通り!」と思ったものです。

でもこのおばさん、なんだかうちの子たちがとても好きらしく、やたらに気に掛けてくれて、すごく愛想も良いのです。どちらかというと、「アパートの庭で毎度毎度うるさくするな」と言われそうなタイプというか、子供も好きでなさそうなのに。

「台所の窓からバビが楽しそうにスクーターで走っているのを見るのが好きでねえ」などと言っては、夏の頃は子供たちの顔を見かけたら、アイスだの、チョコだのをバビとバブラにくれ、ふたりはすっかり物に吊られまくっていました。クリスマスにはふたりにわざわざクリスマスカードとちょっとしたプレゼントまでくれてびっくり!

うちは本当にご近所さんに恵まれていて、アパートのうちの棟のみんなに子供たち3人は大事にしてもらっているので非常にありがたい限りです。どう考えたって、超うるさすぎるファミリーなんだけどね。

そしてこの香港人のおばさんには先週末、「来週の金曜日はチャイニーズニューイヤーなのよ。私も忙しいんだけど、金曜日は絶対に子供たちに会いたいからね。だって、●●(ここ、広東語でわからなかった)あげたいから」と二度ほど言われました。●●は、要は英語で言うレッドポケット、チャイニーズニューイヤーの時に中国の人が振舞う赤いポチ袋に入ったお年玉のことらしいです。

こうやって自分の子供たちのことを気に掛けてもらえて、とてもありがたいことだよね。明日はバビとバブラ、「こんなのもらっちゃったよー」と小躍りしているんだろうなあ。