他人の好意に甘えまくった半日 | 小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

ロンドン南東部ブラックヒースでの小鳥のさえずりがBGM生活もついに11年目突入!8歳、6歳、4歳の3人の子供たちに振り回され、1ヶ月が1週間に感じるばたばたで自転車操業な毎日のあれこれを綴っています。

すでに少し触れていますが、10月3日(土)~5日(月)の2泊3日で大分に家族旅行に行ってきました。


正直、みゆきさんと出会っていなかったら、ご縁がなかったであろう、大分。みゆきさんの名ナビのおかげで一気に大分ファンになったよ。


九州自体にほとんど行ったことがなかったので(ハウステンボスに行ったのと、関門海峡のトンネルを本州側から歩いたことがあるぐらいで)、良い機会をいただきました。


いつも彼と「日本に帰ったら、国内も旅行したいよね」と言いつつも、これまではなんだかんだと滞在中はあわただしく出来ていませんでした。今回は、「昨年はこっちまで来てくれたのだし、今年は私たちがみゆきさんに会いに行こう!」という強い動機があったので重い腰が上がりました。


とても小さなプロペラ機に乗り、びゅーんと大分へ。(この辺りについては、http://ameblo.jp/blackheath/entry-10358891172.html をご参照下さい。)


小鳥のさえずり -あっちにこっちにロンドン生活-oita_ebi  →大分空港の荷物用のベルトコンベアでは、なぜか大きな寿司が回ってました!彼が面白がって写真を撮っている横で、同じことをしている女の子もいました。  

荷物を拾って、シャトルバスでみゆきさんのお友達の待つ別府へ。


小鳥のさえずり -あっちにこっちにロンドン生活-091003_bus  →バビちゃんは空港シャトルバスの運転手さんのハンドルさばきが気になってしょうがない、しょうがない。かぶりつきで見てるけど、ちょっと危ないぞー。


看護婦さんのみゆきさんはこの日、夜勤明け。それでも空港に私たちを迎えに来ると当初は言ってくれていたらしいのだけれども、それはいくらなんでもやり過ぎ!


自分たちで適当にぶらぶらしているし、いいよと言っていたら、なんとみゆきさんのお友達が私たちを仕事と仕事の間の空き時間に案内してくれるとか。


「ひょえー、そんなんご好意に甘えていいんだろうか」と思っているうちに、いつの間にはみゆきさんとお友達の間で話がついており、私たちはほいほいと指定の場所に現れるのみでいいなんて。申し訳ないです。


私たち一家がすっかりお世話になってしまったみゆきさんのお友達は、みほこさん。詳しく言うと、みゆきさんの中学からのお友達の奥さんです。


空港シャトルバスのバス停で笑顔で迎えて下さった上、みほこさんのお車で別府の名所である血の池地獄に、海地獄を滑るようにご案内いただき、こんなに良くしていただいていいものなのかと、彼とふたり、我が身の幸運さを疑いたくなったほどでした。



小鳥のさえずり -あっちにこっちにロンドン生活-chinoike  →「血の池地獄」はその名の通り、真っ赤な温泉で煙がもくもくたってます!


何も予備知識がない昔の人が森の中にこれを見つけた時は、「こここそ、血の池地獄なり」と思って震えただろうなあ、と思わざるを得なかったねえ。

ここには足湯があったので、暑い日でしたが、せっかくなので、ちょっと浸からせてもらいました。


小鳥のさえずり -あっちにこっちにロンドン生活-umi_jigoku  →次に連れて行っていただいたのは、海地獄。温泉の手前側には、蓮の花が美しい池があり、ここは地獄というより、浄土なイメージです。


小鳥のさえずり -あっちにこっちにロンドン生活-umi_jigoku4  →でもその横にある「海地獄」では間欠泉からものすごい勢いで温泉がしゅわーっと湧き続けています。もちろん周りはモウモウ。


間欠泉なんて見たの初めてだったので、彼とふたりで「ほぇー」っと口を開けながら、感心して見入ってしまいました。

小鳥のさえずり -あっちにこっちにロンドン生活-umi_jigoku2  →手前の竿にご注目。温泉卵が作られていました。


小鳥のさえずり -あっちにこっちにロンドン生活-umi_jigoku3  →血の池地獄ではご機嫌さんだったバビちゃんも、移動疲れか、はたまた単なるお昼寝の時間だったのか、ここではこーんな感じでコテンと寝ていました。

地獄めぐりの中からここぞという2つに連れて行っていただいた上、大分市内のホテルまで送ってもらいました。移動中は、みほこさんのやっているお仕事の話など、かなり面白い話を聞かせてもらい、個人的に興味津々。


自分でビジネスをされている上、やっていることの多岐にわたることといったら。こういう忙しさの塊みたいな人がまた私たちの案内を買って出てくれたことに改めて感謝&感心。


忙しければ忙しいほど、人ってフットワークが軽かったりするよね。そして暇だったら暇なほど、なーんもしていなかったり。(←トルコやロンドンで経験あり。)

初日の大分との爽やかな出会いは、ひとえにみほこさんのお人柄と、みほこさんのご主人とみゆきさんとの長年の友人関係のおかげと感謝しています。


晩は、みゆきさんと落ち合い、おいしいお料理に舌づつみを打ちました。昨年の秋にロンドンで会った以来だったにも関わらず、すごーく自然にやあやあと会えたのがなんだか不思議でした。


*かっこいい後日談*

翌日は、別府の芙蓉倶楽部というみほこさんご紹介の所に泊まりました。晩にチェックインすると、みほこさんからのお手紙とたくさんのお写真が待っていました。御礼を言わなければならないのは私たちの方なのに!


みほこさんからのお手紙、お写真を受け取って、みほこさんのビジネス成功の理由を垣間見たように思いました。だって、がばっと心を鷲掴みにされたよー。出来るところは真似せねば!!


(今回の写真はすべて10月3日に大分にて撮影)