すっかり晩秋のロンドンに帰ってきました | 小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

ロンドン南東部ブラックヒースでの小鳥のさえずりがBGM生活もついに11年目突入!8歳、6歳、4歳の3人の子供たちに振り回され、1ヶ月が1週間に感じるばたばたで自転車操業な毎日のあれこれを綴っています。

あああー、ロンドンに帰ってきてしまったよ。今回の日本滞在は、彼のアジア出張に合わせて4週間弱とかなりゆっくりしていたにも関わらず、それでも後ろ髪を引かれる思いで日本を後にしました。


昨日は、朝5時起き、6時ちょい過ぎに家を出て、母の運転する車で伊丹空港へ。伊丹空港で母と別れる際には、泣いてしまいそうな気持ちをぐっと抑え、心で涙しておきました。


今度母に会う時には、自分は赤ちゃんを抱いているのかあと、まだその事実を現実のものとして肌で感じられないまま、母の車が小さくなるまで、何度も何度も手を振りました。


母の前では泣かなかったくせに、国内線で移動した成田空港内で「銀だこ」を見つけ、思わずはらはらと泣いてしまいました。頭では、銀だこで泣く私ってと思いつつも、涙を止められませんでした。


ちょうど近所のマイカルにある銀だこのたこ焼きを、両親と一緒にこの前の土曜日につついたところだったので、あー、また当分、あのような時間はやってこないんだなあ、というのが胸にぐぐーっと来たんです。(ちなみに、彼は外国人さんらしく、横でマクドのハンバーガーを食べていました。)


なんで自分の好きな人-大事な実家の家族と、うちの彼とは別々のところに住んでいるのだろうと、考えても仕方ないことをいつも日本を離れる時に考えずにはいられません。


銀だこを見て泣く私に、彼は頭をなでて、「きみの家族からきみを奪うことになって本当にごめんね。頑張って働いて、出来ればお給料ももっと増えたら、もっと頻繁に日本の家族の元に帰してあげるからね。」と言ってくれました。


「あー、もうすぐ日本を発つのかあ。英国になんて帰りたくないよぉ。」と、ここ数日呟くたびに、彼は同じことを言ってくれていました。彼の気持ちが心に染みます。こんな人だから、結婚しよう、人生を賭けようと思ったのだな、と改めて思ったひとこまでした。


さて、昨日午後3時にヒースロー空港着で、うちには午後6時ぐらいに着きました。帰りも、成田からのヴァージンアトランティックではアッパークラスなので、超快適で、がんがん寝て、ちょっと雑誌読んでしていたら、あっという間に着いてしまいました。


もうちょっと長かったら、あれこれ他においしいものも食べられたのに残念、と思ったぐらい、あっという間だったよ。しかもラッキーなことに、国内線のANAもエコノミーの一個上のに勝手にアップグレードしてくれていたよ。プンニパワー?!


今日は早速、助産婦さんの定期検査があり、また山と持って帰って来た荷物の整理に奮闘していました。


日本に帰国中、特に後半は本当に慌しくて、メールは読むだけ、もちろんブログは書く暇なしで、インターネットを使うのはせいぜい仕事案件のみという感じでした。でも「日本で食べたおいしいもの記録」は忘れないように、毎日メモっていたので、徐々に更新します。楽しみにしてくれているという裕子ちゃん、ご安心を!


ema  →八坂神社で見かけた絵馬のひとつ。羽ばたけ、日本文化!(10月4日京都の八坂神社にて、彼が撮影)