カルト映画三十六房~両腕ドラゴン対空飛ぶバカゾンビ~ -7ページ目

女囚701号 さそり

映画「キル・ビル」のオマージュ元として有名な「修羅雪姫」と言ったら梶芽衣子。梶芽衣子で欠かせないのがこのシリーズ。
…のハズなんだけど、この連続した話しを振ると「え?そうなの?」という反応をされることが近ごろ多い。
「そうなの?」どころか、「何それ」というのも珍しくない。
しかも、若者じゃなく、どっちかというと年配の方から。

意外と見てない人も多いのかなと思いつつ、今回はキル・ビル話しにも欠かせないコレ。

『女囚701号 さそり』
製作年:1972年
製作:日本
監督:伊藤俊也
原作:篠原とおる
出演:梶芽衣子 扇ひろこ 夏八木勲 三原葉子 渡辺文雄 根岸明美 渡辺やよい 横山リエ ほか

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詳細解説:女囚701号/さそり
シリーズ解説:女囚さそりシリーズ


何から何までバカみたいに面白いので、これを勧める場合に何から言えばいいのか分からず本当に困る。
そこで逆転の発想で先に難点みたいなものをお話ししたい。


■少し抑えろ女囚さそり
【1】裸シーン満載
梶芽衣子が警視庁の前でガバっとマントを脱いだら破れたキャミソール姿。
そのまま片乳出して刃物を振り回すとか、なんじゃそりゃシーンがテンコ盛りなのですが、余りのことに唖然とすることが多く、「いまのシーン、片乳必要だったか?」と思うのは大抵数秒後となる。
独居房ではレズプレイ、縛られたら片乳、変なお約束満載完全にどうかしちゃってる収容所での出来事です。
こんなバカな場所では突然なにが出てきてもおかしくない。


【2】欲望丸出し
裸も多いのですが、囚人服が不必要にオシャレ。

絞り染めワンピース囚人服
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しかも、一人ひとりの囚人番号が背中に染め抜いてある完全オーダーメイド。
なぜワンピースなのかというのはもうご想像にお任せする他ありませんが、こんなアホがバカなことするのに税金を使ってんのかと思うとフィクションなのに何やら切なくなってくる。
面白いからもっとやれ…じゃなくて、実にけしからん。(笑)

わっしょい、わっしょい!
お前ら、ホントに楽しそうやな…
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このように古臭くも男の欲望を絵に描いたような刑務所では、いつ裸の女囚が走り回ってもおかしくないのです。
何がいいたいのかというと、「一人で見ましょう」ということ。
一般的なご家族で食卓を囲みながら見るような映画ではありません。
それが唯一の難点なんですが、こうやって書くとあんまり欠点に見えないという不思議。



さて、情報ページをご覧になったかたは既に読まれたかもしれませんが、演出の素晴らしさも見どころであります。
変に特撮に頼らずセットをクルリと回転させて場面転換とか、照明で「ギョッ」とした心理を表現するとか、分かりやすいし面白く、見てて飽きません。

例えば、こんな感じ
■楽しい刑務所ライフの一ページ
さすが刑務所、妖怪も愉快にローラーダッシュ!
まてまてぇ~い!
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うわあ、危ない!
サソリが身をかわすと、後ろにいた所長にグサッ!
ギャー!
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あ、やべえ!と青ざめる妖怪。
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妖怪はその場で所長に絞め殺されましたとさ。めでたし!


その後の所長
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眼球にバッチリ刺さって失明に見えたけど、意外と無事。
良かったですね、所長!
※言うまでもありませんが、キャプションは全部適当です。



はい。
と、いうワケで見ないと死ぬかもしれないので(梶芽衣子のヤツだけでも)全部見ればいいのではないでしょうか。

第二弾!
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バカ面白度    ★★★★★
ひたすらスバラシイ度 ★★★★★

総評:見てないなら、必見。


忘れてるなら見直してもいいのではないでしょうか。
こんなに楽しい映画って、そうそう無いですよ…って、ちょっと褒め過ぎ?


キル・ビルのエンディングでも流れた「怨み節」の出展はこの作品です。