昨日、2011年の貿易収支が発表された。31年ぶりの貿易赤字。主要因は震災被害(サプライチェーンの被害による輸出減)、欧州危機による需要減、円高。こうみると、昨年の特殊事情の様にも見える。
だが、実際には、日本の構造的な変化が着々と進んていて、偶々震災によってタイミングが早まっただけと考えた方がいいと思う。
現に、多くのエコノミストが貿易赤字は定着するとか、貿易収支だけでなく経常収支もマイナスになるとか、『予想』 の競争をしている。
但し、今必要なことは経済データの予想ではない。こうした構造的変化が起きたらどうなるか、そうなったらどうするか、という備えを国として持っておくことが肝要だと思う。つまり、これは危機管理の問題なのだ。
残念ながら、現政府の話の中に、そうしたビジョンは見えない・・・。
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