終戦記念日 ☆ 近衛内閣と菅内閣 | たかゆきのブログ

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今日は終戦記念日。


この時期になると、太平洋戦争に関してテレビで色んな番組をやる。何となく、毎年その手の番組を観てしまうんだけど、今年の NHK特集は結構興味深いものがあった。

日本は何故戦争に向かったのか?

陸軍(関東軍)の暴走、そういう話がある。だが、NHK特集を観て、少し見方が変わった。陸軍が中国で暴走したのは、おそらく事実なんだろうけど、当時、中国での勢力拡大策は、その是非に関わらず国民にとても人気が高かったらしい。オレ自身、亡くなった明治生まれのじいちゃんから直接聞いたことがある。そう、当時の世論は武力による勢力拡大をサポートしていた。


NHKによると、時の近衛内閣の誰もが、実際にアメリカを敵に回したら絶対に勝てないとわかっていたらしい。国力・武力が違い過ぎたからね。ところが、閣僚は誰一人として、その事実を国民に言えなかった。それに、中国での勢力拡大のために日本が払った犠牲が大き過ぎた。既に何十万人もの戦死者が出ていた。『彼らの死を無駄にするのか』 という軍部やマスコミの声に逆らえなかった。


世論に迎合するしかない内閣。その結果、陸軍の暴走を止められなかった内閣。誰一人として、自らの考えをしっかりと主張できず、官僚主義に陥り、ダラダラと世論やマスコミに流されて、結局は何も決められないまま、総辞職をするしかなかった。近衛内閣を引き継いだ陸軍出身の東条英機も、アメリカとの戦争を好んではいなかったらしい。近衛同様、世論の前に屈し、最悪の結果を日本にもたらした・・・。


ん、これって今でも言えるんじゃない? 太平洋戦争ほどではないにせよ、東日本大震災の被害は甚大だ。世界経済の低迷や国家財政問題も待ったなしで日本を襲うかもしれない。政治家たるや、自らの頭で考え、決断し、それをきちんと国民に伝え、そして政策を実行する。それが仕事だろう。世論を気にするあまり、国民の耳に優しいことばかり、それも出来もしないことばかりを公約していては、日本は堕落する。


終戦の日に当たり、日本が愚かな過ちをまたしても犯さぬ様、国民も政治家も色々と考えるべきだろう。





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