私は病気が発覚する前から
スポーツクラブに通っています。
デブだと言われ
フラれた後にダイエットで痩せたのですが、
筋肉が無くて
ヒョロヒョロになってしまったので
通い始めました。
通っているスポーツクラブの
プログラムの中で
ボディコンバットという
格闘技の振り付けがある
ダンスプログラムにはまってしまい。
今でも好きです。
スポーツクラブでは、
ダンスが得意な人や
古株の会員が前列を占めています。
→たぶんどこのスポーツクラブでも
そうだと思います
私のようなアホでリズム感無しの会員は
迷惑がかからないよう
なるべく後ろの場所を確保するのですが、
後ろにいると
前にいるインストラクターが
ほとんど見えないのです。
そのため、前列にいる
上手な会員の後ろ姿を見ながら
レッスンを受けていました。
その上手な会員さんは男性で
当時はインストラクターに負けないくらい
綺麗なフォームとリズム感でした。
ある日
私がスポーツクラブの帰りに
電車に乗っていると
その男性会員さんがいて、
こんにちは！
と話しかけてきました。
私はいろいろな店舗を掛け持ちしていたので、
その話をすると、
その男性会員さんも
別の店舗に来るようになり
お話をするようになりました。
お話の内容はボディコンバットの
話ばかりですが、
その当時付き合っていた彼氏は
運動が大嫌いのデブチャンでしたので、
いくら私がスポーツクラブに誘っても
断ってきました。
ボディコンバットなんて
超マニアックなお話をできる人なんて
他にいないので、
その男性会員さんは
とても貴重でした。
仲良くなりだすと、
ボディコンバットの時に着る
ハーフパンツをくれました。
間違えて女性用の物を買ってしまい、
無理矢理着たのだけど
やはりキツイので、
一度着てしまったけど、
良かったら着てくださいとの事でした。
私はそのハーフパンツが
欲しかったので、
すごく嬉しかったです。
また、海外出張に行く事が多いみたいでよく、お菓子などのお土産をくれました。
そのうちに、
ラインをやり取りするようになりました。
ラインの内容には
葵さんが今日着ていたウェアかわいいね。
すごく似合うよ🎵
おはよう。今日も１日頑張ろうね。
など、
どんどんラインのやり取りが
増えてきました。
ラインの数は日毎に増えていきましたが
特にスポーツクラブ以外での場所で会うことはありませんでした。
私が
インストラクターの○○さんかわいいよね？
と、いうと
俺は色が白くて背が低い人が好みなんだよね。
と言ってきました。
そうです。
私は色白で背が低いのです。
ひょっとしたらこの人。
なーんて、思い始めました。
その頃ラインはかなり頻繁にきていて
恋人レベルの頻度でしたからね。
今度の土曜日
○○インストラクターのレッスン出ない？
お土産渡そうと思って
と、ラインがきました。
私はかわいいウェアを着て、
レッスンに出ることにしました。
続く