サングラスを買いに・・・



先日、旅行先でサングラスをなくしまして。紫外線と太陽の光を燦々と浴びる場所だったので慌ててメガネ屋さんにサングラスを買いに行きました。

で、色々ある種類の中からこれどうかな、と思ったものをかけては振り向いてダンナに「これどう?」「うん、似合うんじゃない?」「じゃあこれは?」「うん、それもいいねえ」とかやってたんですよ。そしたらそのすぐそばに座っていた全然知らないおばさまがじっと私を見てかぶりを振るんです。

しかも無言で(笑)

似合わないよって顔がそう伝えてる


「え、ダメ?似合ってないですか?」っておばさまに尋ねたら「その前にかけてたのにしてごらんなさいよ、そっちの方が似合ってたわよ」とおっしゃる。で言われた通りそれをかけてみると「うん、その方が似合ってるわよ」しかもその隣に座っていたまた別のおばさままで「そうね、さっきのは全然似合ってなかったわよ、こっちの方がいいわ」と親切に教えてくれる。

そうか、やっぱりダンナに聞いてもどれもいいよ、みたいな返事しか返ってこなかったからどれも似合ってるのかと思ったが・・・私が間違っていたんですね。


おばさまたちの意見を聞いて、似合ってるわよと言われたサングラスを無事購入できて、しかも値段も安くて嬉しかったです。


私こういうお節介な親切、割と好きなんですが日本だとあまりこういうのって遭遇しないですよね。やはり遠慮深く、思いやりがある人々が多いので全くの見ず知らずの人に似合ってないよ、と言うなんて失礼だよね、と思って言わない人が大半なのでは。

そこへ行くと北米の方々は全くの他人とスーパーのレジ待ちや行列待ちの時によく話を始めたりして、普段から見ず知らずの他人と話すことに慣れている人ばかり。そのカジュアルさが慣れると意外と楽しい。

もうそれに慣れてしまって、日本に戻った時にもつい他人に話しかけて怪しい人になってしまうこともよくあるのが玉に瑕ですけども。


アジアンフィット


ちなみに、日本人のような平たい顔族が北米でサングラスやメガネを買おうとすると若干問題が発生します。アジア人でも高い鼻の人以外はメガネがずり落ちてきたり、メガネの縁が頬に当たってしまったり、笑ったりするとメガネが上がってしまったり。

最近カナダでもアジア人向けのメガネやサングラスを売り出しているブランドが増え始めてきました。Low Nose Bridgeとか Asian Fit などと注記があるメガネはそういったデザインになっているようです。私も本当はそういうサングラスを買おうと思っていたのですが、旅先でなくしてしまったので慌てて近くのメガネ屋さんに行く羽目になり、アジアンフィットのサングラスは次回までとっておくことにしようと思います。

このブランドは、アジアンフィットに特化したデザインを扱っているようですね。



ちなみに、メガネはカナダで作ると信じられないほど高いので日本帰国時に必ず日本で作って帰ってきます。日本では1時間以内にメガネを作れるのがほとんどなのに、カナダでは(というか私の行くメガネ屋さんでは)1週間から2週間かかります、とか平気で言われてしまうし、価格も日本の3倍ぐらいしたりするのでもう全くカナダで買う気がおきません・・・。最近はやっと廉価版が出てきているようなので誰か試しに買ってみた人がいたら聞いてみようと思います。