昼間名曲鑑賞 | Comme ci comme ça

Comme ci comme ça

躁鬱+糖尿と心身ともに病を抱えながらも程よくぬるく好き勝手に生きてる自由人ゆーの気楽な日常☆


梅雨ですが今日は雨は降っておらず曇り空です。



風邪を引いてしまったのか、このところ体調不良だったんですが、昨晩から本格的に発熱してしまい、ダウンしてまして、今日はオーディオルームに引きこもって、このレコードをさっきまで聴いてました。







稲葉喜美子さんの『燃えてそうろう』っていうアルバムです。



このアルバムの一曲目に入っている「唄人(うたうたい)」っていう曲が大好きなんですが、単体での動画がどこにもありませんでした(残念)



ニコ動に、【マリア】稲葉喜美子メドレー2【マイナー曲】 (30:31) http://nico.ms/sm4387907という形で、3曲目に1番だけですが流れるのを発見したので、良かったらお暇なときに聴いてみて下さい^^



まぁ、曲もですが、それ以上に、稲葉喜美子さんの歌は歌詞がいつもグッと胸に突き刺さるんです……



唄人(うたうたい)


歌:稲葉喜美子
作詞:稲葉喜美子
作曲:稲葉喜美子
編曲:安田裕美


曇り空が何より
嫌いだったあのひとが
折角の青空を
最期の煙で曇らせる

重い扉の向こう
胸で両手を合掌だ
あのひとを抱く様に
菊の華咲き乱れて

燃えてそうろう
揺れてそうろう
人という字を真似て寄り添い
燃えてそうろう
揺れてそうろう
ふたり火の中に焼べられたい

雨の上がった翌朝は
いつもあたしの部屋に
必ず忘れた傘も
木の棺の中に納れたけど

「他に欲しいものは?」と
応えないあのひとに
訊いているあたしは
「おまえだよ」と云われたくて

燃えてそうろう
揺れてそうろう
人という字を真似て寄り添い
燃えてそうろう
揺れてそうろう
ふたり火の中に焼べられたい

最期の煙の中
あのひとに呼ばれた様な
そんな気がして不意
「ハイ」と応えて低首れた

二本の箸から箸へ
そしてあたしの番
掴み損ねて落として
声にならない声を発した

燃えてそうろう
揺れてそうろう
人という字を真似て寄り添い
燃えてそうろう
揺れてそうろう
ふたり火の中に焼べられたい

あのひとの骨の粉が
喉に詰まって在るのに
今夜もあたしは街で
儚はいかがと唄えるのだろうか



ぼくは、もし、女房が先に逝ってしまったら、どんなふうに余生を送ればいいんだろうか。



もちろん、ふたりが明日を無事に迎えられる絶対の保証なんて存在しないわけで…



だからこそ、今を悔いのない様に生きないといけないんだけど…



とんとんがいなくなったら、きっとぼくの人生は真っ白になるような気がします。



一気に呆けちゃうかもしれないなぁ。



なんか後を追ってしまいそうな気もしてやばいなぁ……



でも、ちゃんと見送って、菩提を弔ってやろうとは思っていますけどね…



でも…でも…ホントに嫌ですね。愛した人との今生の別れって。



まだまだ考えたくないことだけど、いつかはくるんですよね。



もっともっと愛情注いどかなきゃですね! うん。