昼間名曲鑑賞 | Comme ci comme ça

Comme ci comme ça

躁鬱+糖尿と心身ともに病を抱えながらも程よくぬるく好き勝手に生きてる自由人ゆーの気楽な日常☆


すみませんねぇ。曲ばっかりの更新で(笑)



日常が平凡だけど満たされてると、意外と更新する内容って、惚気しかなくなってしまって(笑)



それも何だかなぁ…って、思うのと、ギターを買い換えて以来、取り憑かれたように暇さえあれば弾いてると



色んな曲が思い出されてね…



想い出の中には甘酸っぱい記憶もいくつかあったりして…



街でふとばったり、はるか昔につきあってた相手と偶然出くわしたらどうします?



声かけます? 声かけられたらどうします?



どんな話をします?



懐かしさとともにお互いの年月の中で変わった姿にさまざまな感情が湧いてくるかもしれませんね。



ぼくね、先日も取り上げましたけど、永井龍雲さんの透き通った声が好きで、昔よくコピーして弾き語りしてたんですよね。



この曲が、永井龍雲さんの曲の中で一番好きな曲です。



男にとっての過去って、言い方は悪いかもしれないけど、「逃した魚は大きい」的な、なんか胸がむず痒くなくなるような、妙な嫉妬感みたいな感覚が、時としてノスタルジックにこみ上げてきたりするもんなんですよね……



でもまた普段の日常に戻るわけなんですけどね^^






つまさき坂


歌:永井龍雲
作詞:永井龍雲
作曲:永井龍雲


爪先上がりの 坂道で 
偶然 君と 出会ったのは   
春の日にしては肌寒く  
日射しも頼りない午後のこと

うつむき加減に坂を下りてくるきみを  
僕はもう疾(と)くに 立ち止まり見ていた

ふと目を上げたその顔は   
まるで病葉(わくらば)が散るように  かすかに揺れた


その場に二人は立ち尽くし 
しばらくは思い出に迷い込む  
再びざわめきが戻ってくると 
軽く 会釈をして通り過ぎた

擦れ違い様のあるなしのそよ風に 
君の香水の芳りが漂う

それはいつでも君からの 
便りにそっとさりげなく 添えられていた


ずいぶん君も変わったね 
薄く 口紅をひいてたみたい 
お化粧嫌いの君をだれが 
そんなに自由に操っているのか

いたずらに過ぎる 時に戸惑いながら  
僕はまだ君の面影にためらう 

足早に行く君の背は 
雲にこされた日の光にむなしく消えた

雲にこされた日の光にむなしく消えた