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要るものと要らないものを
少しづつ整理していく中で
先だって
しばらく放置していたものを
もう必要がないだろうと
解約しに行った。

すると
そのとき担当してくれた方が
決して嫌味な感じではなく
丁寧に心のこもった
「長い間ありがとうございました」
という言葉を
帰り際にかけてくれた。

この契約は
まだ黒い猫が
元気だった頃にしていたもので
ここ近年は病気の悪化に伴い
ゆとりのない状態で闘病に追われいたので
「長い間」と言われて
自分が思っていた以上に
時が経っていた事にハッと気づかされた。

そしてこの
「長い間ありがとうございました」
という言葉は
自分の中での何かが
また一つ終わってしまったような
そんななんともいえない
とても寂しい悲しい気持ちにさせられた。

いろいろなものを一つづつ
片づけていく度に
もう二度と自分の失った人生を
取り戻す事はないんだなと痛感させられる。

今後もいろいろな場面で
こんな気持ちにさせられることが
あるんだろうなぁきっと(笑)