昨日、もう100年ぶりくらいかと言う気持ちで出かけた我が家。

世界一との誉れ高いケーブルのMogami社が、ブラックバードのフットペダルボード用ケーブルをカスタマイズしてくれることになり、彼らのオフィスを訪ねたんです。Mogami、南カリフォルニアにオフィスがあるなんてね、グリークシアターでご担当にお会いするまで、全然知らなかった。ただ、到着したオフィスビルはMarshallの文字が掲げられたビルでした。

ふむ？と疑問に思ったMrs.。ウェブ検索で見つけたモガミ電線代表取締役の退任挨拶というのを読むと、後継者難のため、会社を売却したようです。買い手の沖電気がもう手放したのかと思いましたが、彼らのウェブサイトを見ると、2015年に買収、現連結子会社と書かれています。一方、Marshall Electronicsのウェブサイトでは、Mogami Cableは５事業の内の一つと書かれています。取扱商品はMade in Japanですから、あのMogamiで間違いありません。これ以上の詳しい情報は見つけられなかったので、消化不良のまま検索は終了、ちなみにこのMarshall、あの超有名アンプの会社ではありません。

昔の仕事柄、このM&Aの経緯が妙に気になるMrs.ですが、本題とはあまり関係ありません。話を元に戻しましょう。Mogamiケーブルのクオリティーは、超プラチナ級です。その上、長さや、金具部分までカスタマイズしていただけるなんて、ブラックバードのフットペダルボード、もう、宝石です。

フットギアとケーブル、ツール類だけで、荷物の制限3分の2くらい軽く行ってしまうブラックバード。物事を必要最小限のもので、コンパクトにまとめるのって、結構なチャレンジです。ギアとギアの間を、ケーブルで繋ぐんですけれども、ケーブルの金具が場所を食うんですよ。この写真、ケーブルのプラグ部分なんですけれども、1インチぐらいはみ出すでしょう?

ケーブルも、かちっと90度に折るわけにいかないので、どうしても無駄な隙間ができちゃうんですよ。でも、今つながっているMogamiのケーブル、抜いたケーブルのすぐ上なんですけれども、比べてみて。金具部分が平たいでしょ、余計な隙間いらない。しかも、フレキシビリティーが半端ないから、折っても大丈夫だよって。

スピーカー専用のケーブルもあるらしくて、アンプは何と聞かれました。Pファンクの大音量を支えるは、毎度おなじみMesa Boogie トリプルレクチ。ブラックバード、普段はワイヤレスを使っていますが、もちろん、いざと言う時のためにギターケーブルも常備しています。そちらもご用意いただけるの、夢のようです。

ここしばらく、ギアの準備が着々と進むブラックバード。パンデミック、また勢い盛り返してるけど、もうぼちぼち、終焉に向かってるってメッセージだったらいいなと思う。

さて、こちら、ブラックバードのお兄ちゃんがくれた、家庭菜園のペッパー。

このつやつや感、生の野菜とは思えない、何か、おもちゃみたい。可愛らしすぎ。ペペロンチーノ用のオイルにしてみました。

生のペッパーなど扱ったことありません。これが適量だといいんですけれども。

Mogamiケーブルとペッパー