先日、ジョージのお嬢さんバーバレラから連絡があって、ジョージの広告か何かのプロジェクトに使うのに、Mrs.が写した写真とビデオを送ってと頼まれました。

ジョージ・クリントンともなると、写真やビデオなど、プロが写したものいくらでも手に入るでしょう。そんな中、わざわざお声掛けいただけると言うのは、ありがたい話ですね。ブビエのプロモーション・ビデオにも、Mrs.のビデオが使われています。

“パパとバンドが写ったものちょうだい。”

もうちょっと、用途の説明とか、詳しい指示ないのかよ。Mrs.がちゃんと見繕ってくれると思っているんでしょう。ずいぶんと過大評価されてしまったものです。

まぁ、仕方ありません、与えられたミッションに基づき作業を始めましょう。しかしバンドとジョージが一緒に写った写真は、なかなかありません。バンド全体の写真というのが、ほとんどないんですよ。と言うことで、スモールグループの写真を探すこととしたMrs.、写真、好きでよく写してますけれども、そこはやはり素人、小さい時はいいけど、大きくしてみるとぶれてたりなんてことしょっちゅうあります。と言うことで、いちいちちょっと拡大して確認しつつ、よさげな写真を探します。そんな中、ふと、余計なことを発見しちゃったんですよ。

皆さん、手相お好きですか? Mrs.、手相とか四柱推命とか大好きなんですよ。占い師個人の特殊能力に頼るサイキックとかと違って、膨大なデータを極めた学問だと思ってます。作業を進めていると、ジョージの手が大きく写ってる写真があって、その手相に、Mrs.、うなってしまったんですよ。こちらです。

そう、あのパナソニックの創始者、松下幸之助氏にあったと言われる覇王線です。名前からしてすごくありません? 手相になじみのない方のためにご説明すると、中指に向かって伸びる運命線から、薬指に向かって伸びる太陽線、小指に向かって伸びる財運線が枝分かれして、熊手みたいになった手相のことを言うの。かのミック・ジャガーにもあるそうですね。この手相の意味するところは、もう、説明不要かと思いますが、偉業を成し遂げる人に出る、とにかくすごい手相らしいんですよ。しかも、三大線と呼ばれる生命線、頭脳線、感情線より濃いじゃないの。

ここでMrs.、本来のミッションを忘れ、パパとバンドの写真ではなく、パパの手のひらが写った写真を探し始めます。別の写真を見ると、運命線、手首から始まってる。いやぁー、やっぱり、ジョージ・クリントンは並の人間ではなかった、というか、神なんですけれどもね、泣く子も黙るPファンクの創始者。

ミッションからそれてパパの手相研究を始めた挙句、日本のファンカティア達とのシェアを優先し、ブログまで書き始めちゃったMrs.。それではぼちぼち、本来のミッションに戻ることといたしましょう。

ジョージ・クリントンの手相