Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

今回のグラミー・ガラでのパフォーマンス、マゴット・ブレインに続けて“Can You Get to That”。

 

 

 シンガー参加はエリカ・バドゥとJoi。今回はハウスバンドとの共演だったのだけど、三名の歌姫達も合わせて、超パワフルなボーカル隊。



この曲、数年前、超大テック企業が提供するメッセージ・サービスのコマーシャルで流れてきて驚いたなぁ。テキスト・メッセージは伝書鳩と同じ程度のセキュリティだと。そして終わり部分で来るのよ、あの有名なコーラス部分が。

 

"Can you get

I wanna know if you can get to that."

 

”と言うことなのさ、わかった?”

 
だからうちの商品を使えってことなんでしょうね。突然流れて来る疑いようもないあの分厚いコーラス、クラシック・ファンカデリック。
 
このちょっと陽気な感じで、グルービーな曲、中身は決して楽しいものではありませんね。でもそれこそがPファンク。

 

When you base your love on credit
And your loving days are done
Checks you signed with a-love and kisses
Later come back signed "insufficient funds"
Yeah, get to that!

 

(愛が信用の基に成り立っていて、

その愛の日々が終わった時、

お前が愛情一杯に書いた小切手は

後から”口座に資金なし”って書かれて、戻って来る。

そうさ、そうなんだ。)

 

"Can You Get to That" / Funkadelic

<日本語訳:Mrs. McKnight>

 

小切手を切ったのに、口座にはそれを支払う資金がなかった。日本では不渡りと言えば一大事だけど、アメリカでは日常茶飯事。呼び名も軽くリターン・チェック、支払われず戻ってきただけ。文化の違いってすごい。そしてさらにすごいのが、恋人の愛情が冷めた時の変貌ぶりを、リターン・チェックで例えるジョージ・クリントン、うん、さすが。

 

 

 

 

 

 

 



ブログのタイトル、本来ならば授与式になるのかな?

 

でも、そこはPファンク・ブログですからね、教科書通りには行かないものなのです。まずはこちら、その模様をご覧になってね。プレゼンターはエリカ・バドゥ嬢。

 

 

Maggot Brainはただの楽曲じゃない。音楽を超えた不思議な体験。2日前にリハーサルが始まった時、Mrs.、エディにお願いしたんだよね、ブラックバードの事、また見守ってねって。お会いしたこともないMrs.の願いを、エディはいつも聞いてくれる。若くして天に召された天才ギタリスト、エディ・ヘイゼルは、この栄誉あるステージに立つことはできない。彼の時代を、世界を、音楽を、ギターを変えたあの曲を、馴染みあるPの面々以外のミュージシャン達とどこまで表現できるか、ブラックバードにとってそれは仕事でもなく、演奏でもなく、ましてやパーティーでもない。皆がインダストリーの一大イベントを楽しんでいるその真っ只中で、ブラックバードはその重責を一人で背負い、自分を極限にまで追い込んでいるように見えた。だから演奏が終わって、正直、ホッとした。ああ、終わったぁ、エディ、ありがとうって。

 

そんな安堵の中、信じられないものが目の中に飛び込んできました。そう、ピンプ・ウォーク、え、まさか・・・・。昔のブログで話題にしたことあったから、覚えてる方もいらっしゃるかな。昨今ではダンスのステップとしてその名を馳せているようですが、本来はその言葉通り、歩き方。二歩目の足をちょっと時間をかけて引きずるように前にもってくる。一歩目を踏み出す時に反対側の肩がちょっと前に出たら最高!よもや、グラミー・ホール・オブ・フェイムのガラで、こんな素晴らしいお手本を目撃できるとは。

 

ビデオ終盤にご注目。盾をもらったパパ、くるりとブラックバードの方を振り返ると、いきなりのピンプ・ウォーク。ライトの消えたステージの片隅で、抱き合ってお互いを讃え合う。長い年月、苦楽を共にしてきた二人、スポットの裏側のドラマやね。

ファンカデリックの伝説的アルバム、Maggo Brainがグラミーのホール・オブ・フェイムに選ばれたことは、ファンカティアの皆さん、すでにご存知の通り。先週、そのイベントがあり、ビバリーヒルズに出没する我が家。

 

ホール・オブ・フェイム・ガラと名付けられたイベント、ガラという言葉、近頃クルーズなどでもよく使われるようになりましたが、本来はチャリティーなどのフォーマル・イベントに使われる言葉です。このイベントも音楽教育のためのチャリティーと言う重要な役割を担っています。

 

こちら、ガラ終了後、ジョージのファースト・レディ、カーランが写してくれた写真。3人で写真合戦していたら、パパが突入してきたんだよね、”僕も入れてー!”って。ホテルロビーでのスピード違反は厳禁。

 

 

テレビ放送はなかったので、我が家のInstagramでその一部を楽しんでね。まずはタイトル・ソング、Maggo Brain。あの長尺のナンバーが驚愕の3分に収まったとは。