『 チオ 』 と 『 シス 』 の２種類に分類されます。
シスは、美容業界での通称です。
シスは、システイン のことを指します。
システインとは、髪の毛に含まれるアミノ酸の一種 で、
髪の毛を構成しているとても大事な成分です。
パーマ剤としては、チオ （ チオグリコール酸アンモニウム ） という
薬剤に次いで、美容室で多く使用されています。
シス （ システイン ） は、酸が強くしっかりとパーマがかかるチオに
比べ、マイルドな還元剤 のため、自然なウェーブ を作ることが
特徴です。
パーマ力が強いチオよりやや弱くなるため、ゆるいウェーブをかけたい方に使用します。
それは、水に馴染みやすく分子量も大きいので、健康な髪の毛には
浸透しにくくなるからです。
しかしその分、何度かパーマを繰り返しダメージを負ってしまった髪の毛には浸透しやすくなることが特徴でもあります。
さらに、ダメージによって失ってしまった
アミノ酸の一部を一緒に補う ことができるため、酸が強いチオ
よりも髪への負担が少なく、ハリ ・ コシ を出してくれます。
そして、抜け毛 や 薄毛 、パサつき などの悩みを改善してくれるのです。また、パーマ剤独特のきつい臭いもしません。
ご自身の髪質やパーマのかかり具合など、
希望の仕上がりデザインによっても使用する薬剤は違ってきます。
チオが髪の毛の短い男性に使用されることが多いのに対し、
シスは髪の毛が長く、ダメージが蓄積してしまった女性に使用される
ことが多いです。
まずは一度、美容師にご希望のヘアスタイルをお聞かせ下さい。
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