お久しぶりです。いつもすみません。
梅雨入りしました。雨ポートレートしたいけど、ぼくが撮ろうとすると絶対に雨が降らないので、今年も難しそうです。その日に突然「雨が降ってるから募集!撮りましょう!」ってやっと撮ったことありますけど。その時でも結局小降りになっちゃったりして。雨撮らしい雨撮というのは予期しなかった台風後のゲリラ豪雨でしたね。あれは楽しかった。最高にいいのばかり撮れました。
さて、今日言いたいのはそういうことではなくて。
ぼくの場合は一番最初写真らしい写真撮ったのは高校時代の天体写真。その後、デジタルになってからは鉄道風景中心でした。時々スナップも撮ったりして。鉄道風景もスナップも相手がいるわけじゃないので、自分が撮ればそれでいい。もちろん、天候などに左右されるのでいつもいいのが撮れるわけじゃないけど、少なくとも悩んだりはすることはないわけです。
ところがポートレートを始めて、これがいろいろ悩む悩む。必ず被写体様がいるわけで。撮るからにはその方を満足させたいと思いますよね。それでいろいろ撮り方工夫したり、セミナー通って勉強したり。撮り終わってデータ見せたりして、「きれいに撮ってくれてありがとうございます。」とは言われるけど、その方が満足したかどうかは定かでない。常に自信がない状態。当然ストレス。その繰り返し。気付いてみたら銀行口座が一つ空になってしまったとか。
別に被写体様を満足させなくても自分の納得いく作品ならいいじゃん!と言える人はいいと思います。だけど、ぼくのスタンスとしてはそれじゃあだめ。
最初はかわいく撮れれば、きれいに撮れればそれでよかったけど、だんだんとそれだけじゃ自分も満足できなくなる。そうするとストロボとかソフトボックスとか今までに必要なかった機材も必要になる。レンズももっといいのとか。もうきりがありません。だけど、相変わらず自信はない。
モデルさんだって仕事ですから、それは写真をけなすことなんてよっぽどひどいのじゃなきゃないはずですから。
本当にすごい人っていうのはたぶん、ツイッターでも「いいね」の数が200とか300とか半端じゃなかったり、「被写体募集」なんていうとすぐに見つかったりするのでしょう。そう考えるとぼくの場合はやっぱり全然違う。っていうことは自信がないのはその実力通りなのであるのかもしれないなぁ。とか。
それでまた自信がなくなってひどい時は落ち込む。まあ、最近はあまりそんなこともなくなりましたけどね。ずいぶん落ち込んだ時もありました。で、辞めようとか思うのだけど、結局続けてる。同じことの繰り返し。たぶん、ほとんどの人が同じでしょうけど、「辞めます!」と言って本当に辞めた人をぼくは一人も知りません。結局なんだかんだと続けています。本当に辞めちゃう人は何も言わずにいなくなってます。だからきっとぼくも結局は辞めないのだろうけど、なんかこれでいいのかなぁ、とはいつも思っています。
ジャンルにこだわらず「人を幸せにできる写真」を目指していますが、そんなものが今までに本当に撮れたのかな。これから撮れるのかな。
人を相手にするということは写真でも実社会でも実に大変なことですね。
間違ったこともたくさん書いてると思いますけど、ただの雑感です。お許しください。
ちなみに今は落ち込んでいるわけでも、悩んでいるわけでもないです。明日写真を辞めちゃうってことも絶対ないです。大丈夫です。(笑)