写真展 「私的写真集選手権」Vol.4 | みちくさ EXPRESS

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ポートレート、鉄道、風景、スナップなどの写真をアップします。拙い作品群ですが、ご覧いただければ幸いです。

2016年10月20日より24日、本日まで玄光社フォトテクニックデジタルの写真展「私的写真集選手権」Vol.4が開催されました。昨年のVol.3の時に「最初で最後」だと思って出展した写真展。それに今年ものこのこと出展してしまいました。

 

人に写真を見てもらう・・・それがおそらく写真というものの最終的な形。松田先生がおっしゃる「出口」を作る。本当にその通りだと思います。

 

でも、写真集を作るということは実は、単写真よりも圧倒的に大変なこと。今まで10数冊の写真集を作ってきて痛切に感じていたことです。

 

昨年も大変でした。いろいろな障害があり、途中で何度も挫折し。でもなんとかそれのり越えて作ることができた写真集。「夏娘」。

 

今回の作品「雨のち晴」はもともと写真集を作ろうと思って撮ってきた作品ではないのです。ほかの写真集を作っていたのですが、今年もうまくできなかった。そんなときに出会った女性。ちはるさん。これまで作ってきた写真集のおかげでしょうか。毎回の撮影はそれを意識していなくても写真集に使えるカットが多くあったのです。ちはるさんの了承をとり、すぐに写真集の作成に取り掛かりました。撮影2回。それも初めてと2回目。写真集を作ろうと決めてから、わずか2週間で作り上げることができました。運命の出会いだったのですね。奇跡的。天候はどんなに努力しても変えることはできません。その天候も味方してくれました。

 

1回目の撮影。ゲリラ豪雨。

 

写真展は本当にすごい人ばかりが出展していて、ぼくなんかの作品は足元にも及びません。でも、そんな中、小林先生が絶賛してくださったとのお話。ありえないぐらいうれしかったです。

 

そして、何よりもちはるさんのがんばり。撮影ももちろんですが、写真展にも何回も来てくれて、ぼくが行けないのに来た人と話をしてくれたり。撮影やほかのことで忙しかったでしょうに。それでも、ぼくがいるときはいつも来てくれて。ちはるさんは「当たり前じゃないですか」と言うけれど、それがとてもとてもうれしくて仕方ありませんでした。

 

2回目の撮影。新潟。

 

ここに掲載した作品はA3サイズで展示されたものです。

 

ほかの多くの人が撮られているモデルさん。ちはるさん。でも、その中で初めて作品展として出展できたぼくはとてもラッキーで幸せです!そして、誇りに思います。

 

本当に見に来てくださった皆様。ありがとうございました。そして暖かいお言葉。ありがとうございました。

すてきな展示をしてくださった藤井編集長をはじめ玄光社の皆様。ありがとうございました。

 

最後になによりちはるさん。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。これからもこんなしょぼいフォトグラファーですが、よい作品作りに協力してください。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

無事終わって・・・よかったぁ・・・