家族が食道がんで闘病中。

 

 

いくつかのガンを克服してきたのに、

またガン細胞に襲われ、

戦っています。

 

ここまで何度も「ガン」を告知されると、

余命ばかりを気にするよりも

「今回も治るのでは?」

という希望の方が大きいかな、家族みんな。

 

きっと、患者本人も

「どうにかなる」

「どうにかする」

とポジティブに考えているのではないかな。

 

でも、家族はみんなポジティブに立ち向かってはいるものの、

心のどこかには大きな不安もあり、

それぞれが心に秘めているのだろうな。

 

食道がん。

腫瘍を切除したので、のどに穴が開いています。

だから、声を出すことができない。

うまく意思表現ができないこともあるけれど、

家族がそれを受け入れ、支えています。

 

今まで当たり前のように

言葉で表現できていたことができなくなるもどかしさ、

傍で見ていて伝わってくるけれど、

そのほんとのもどかしさ、

本人だけにしかきっとわからないんだよね。きっと。

 

食べるものも今まで通りというわけにはいかず、

でも食べないわけにもいかない。

 

数時間おきにしなくてはいけない痰の吸引。

そして、吸入。

 

きっと、どの病気もそうなのだろうけど、

食道がんと闘うことって、とってもつらい・・・

 

支える家族も、本人も。

 

一日一日を大切にしなきゃと心から思う。