ワーキングホリデーをきっかけに、

日本を離れ、海の向こうで生活していたころがある私。

 

ズルズルと心地よいその土地に住み続け、

その国の文化にもいつの間にか染まっていました。

 

一度しみ込んだ習慣はなかなか抜けきれませんね。

 

欧米の国々では、

モーニングティーとアフタヌーンティーの習慣があります。

 

英語だと、なんだか高貴な響きですが、

午前のおやつと午後のおやつ。

 

保育園の子ども達がおやつを摂るように、

大人も子どもも、午前も午後もおやつを食べます。

 

小学生も中学生も、高校生も学校には

モーニングティータイムがあるんです。

 

自分のランチボックスからスナックやフルーツを出してきて、

授業と授業の間のちょっと長めの休憩時間に食べます。

 

先生たちもコーヒーや紅茶で一息ついてから、

ランチタイムまでまた授業。

 

 

私がこよなく愛したのは、そんな習慣がある国でした。

 

日本では、午前のおやつなんて3歳以下のちいさな子どもくらいですよね。

 

でも、一度にまとめてしっかり食べるより、

小刻みに回数を増やして食べる方がお腹に優しいとも言われています。

 

それぞれの国の文化だから、それぞれを尊重したいですが。

 

 

実際のところ、

朝食を食べてからお昼までの時間は結構長く、

途中、何か口にしたいな~と思うことはありますね。

 

私は、ぐっと我慢して、お水を飲んでごまかす。

 

タバコを吸う人は、一服することがモーニングティーを取るような感じなのかなぁ。

 

効率よく仕事や学業を進めていくためには、

やっぱりモーニングティー効果は高いような気もする・・・

 

とある小学校では、モーニングティー休憩時間に食べるおやつのことを、

ブレイン・フード(brain food)と呼んでいました。

いわゆる、脳に活力を与える食べ物。

たしかにそうかも。

 

栄養的なことは置いといて、軽いおやつでリフレッシュできたりしますよね。

 

そんな欧米の文化も日本に浸透しないかな~なんて考えてます。