JOHNNY "GUITAR" WATSON 「JOHNNY "GUITAR" WATSON」 | JUNPEIのブログ “Listen To The Music”

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今日のアルバム紹介は
JOHNNY "GUITAR" WATSON
1958年発表のデビュー作
「JOHNNY "GUITAR" WATSON」
です!

JOHNNY "GUITAR" WATSON
1935年産まれですから
生きていれば79歳になります

テキサス州ヒューストン出身の
シンガー&ギタリストで
デビュー当時こそ
正統派のR&Bをやっていますが
その後はファンクっぽい作品も多く発表しています

と言うことで
このデビュー作は
正統派で良質なR&Bが詰め込まれています♪

ただその前にジャケットについて
触れておきたいと思います!

そのジャケットとはこれです
表


裏はこんな感じ
裏


この時代の
"KING RECORDS"のジャケットは
ダサカッコ良さ全開で最高です!

ポーズは誰が指示してるんでしょうか?
特に両手のポーズが何とも言えません^^;

裏面は
収録曲とJOHNNY "GUITAR" WATSON
解説が記載されています
書いているのは
あのJOHNNY OTISです!

JOHNNYのヴォーカルは
ハスキーな声質で力強いのが特徴
テクニカルでは無いですが
なかなか良い感じです

ギターは
クリアな音質で
ジャケットにも写っているように
ストラトキャスターを使用しているようです

音はペンペンした感じで
私はあまり好きな音ではありません

そのフレーズは
CLARENCE "GATEMOUTH" BROWN
T-BONE WALKER
ALBERT COLLINS
と言った同じテキサス出身の
ブルースギタリストの影響を多く受けているようです

収録曲は
SIDE 1
1.CUTTIN' IN
2.EMBRACEABLE YOU
3.BROKE AND LONELY
4.WHAT YOU DO TO ME
5.GANGSTER OF LOVE
6.HIGHWAY 61
SIDE 2
1.THOSE LONELY,LONELY FEELINGS
2.POSIN'
3.THAT'S THE CHANCE YOU'VE GOT TO TAKE
4.I JUST WANTS ME SOME LOVE
5.SWEET LOVIN' MAMA
6.YOU CAN'T TAKE IT WITH YOU
という全12曲

バックメンバーは全くわかりません^^;

1曲目の"CUTTIN' IN"
5曲目の"GANGSTER OF LOVE"
紹介しておきます♪

"CUTTIN' IN"
典型的なR&Bのコード進行で
オブリでJOHNNYのギターを
たっぷりと聴くことができます!
ただ、ストリングスが入っていたりして
当時のポップス風に仕上げてあって
やっぱり白人を強く意識しているのでしょうか...


"GANGSTER OF LOVE"
イントロの感じは
MUDDY"HOOCHIE COOCHIE MAN"風ですが
あんなに重たくは無く
少しポップなシカゴブルースって雰囲気です
この曲でもJOHNNY
ギターのオブリを入れています♪


これは有名な話ですが
JOHNNY "GUITAR" WATSON
1996年ジャパン・ブルース・カーニバルで来日し
横浜のブルースカフェでの演奏中に倒れ
そのまま帰らぬ人となりました

残念なことではありますが
ミュージシャンとしては
これ以上無い死に方かも知れませんね...

今日は
JOHNNY "GUITAR" WATSON
1958年発表のデビュー作
"JOHNNY "GUITAR" WATSON"
のご紹介でした(^^)