蟻酸について | オオアタマとCDをレビューするクロオオアリ

蟻酸について

隊長!エリート!のエントリーで、「蟻酸」などと、
当たり前のように書いてましたけど、よくよく考えてみれば、
みなさんが知ってるはずないですよね・・・・ごめんなさい。

ということで、説明します。

アリというのは古代のハチから進化したといわれています。
ハリアリなど1部のアリは、ハチの特徴を受け継ぎ、
腹端(ハチの針と同じ場所です。)に毒針があります。

ただ、クロオオアリが属するヤマアリの仲間などは、
進化の初期の段階で毒針をうしなって、代わりに
腐食性の強い毒液である蟻酸を吹きかけることができます。

子どもの頃アリを食べてすっぱかったりしませんでした?
あれも蟻酸が酸性のためです。(ってそんな経験あんまないですよね)

蟻酸を吹きかける際は、腹を抱えこむようにして、
腹端を前方に向けて吹きかけます。

これはかなり強力で、ある種のアリの蟻酸を目にかけられると、
失明の危険性もあるそうです。