前回の記事に引き続き眠たいから
今日もサクッと短めに。
通変星は日干とそれ以外の天干、蔵干との
関係を表している。
日干と五行が同じで
陰陽が反対の十干がくれば通変星は【劫財】。
例えば日干【壬】(陽の水)なら
他の天干、蔵干が【癸】(陰の水)のときに
通変星は【劫財】となる。
日干が【癸】(陰の水)なら
他の天干、蔵干が【壬】(陽の水)のときに
通変星が【劫財】となる。
命式上の日干は自分自身を表す。
日干以外の天干、蔵干は自分を囲む環境を表す。
通変星に【劫財】がでる状態は
自分自身と自分を囲む環境の五行が一緒なので
自分自身と環境の目指す方向性は同じになる。
しかし、自分自身と環境の陰陽が異なるので
前回の記事の【比肩】のように
自分と環境が完全一致はしない。
だから【劫財】持ちは【比肩】のように
一人でなんでもしてしまうというのは向かない。
同じ方向を目指す、自分とは違う者を必要とする。
【劫財】は【比肩】と違って
他力を必要とする星だ。
他力、つまり、自分とは違う力を取り入れながら
自分の思う方向に向かいたい。
【劫財】は舵取りを自分が
しないといけない星だ。
でも、舵取りは簡単ではない。
舵取りとワガママは紙一重だ。
命式の日柱や月柱に【劫財】がある人は
ワガママにならないように、
他人を巻き込んで自分の目指すところへ
進んでいく
そんな、生き方がしっくり来ると思うよ