【四柱推命解説】命式② | 四柱推命鑑定士オツベルの日常~占い師の日記~

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どんな人が占い師になるんだろう?と思っていた私が四柱推命の鑑定士に!!人間関係・親子関係・夫婦関係・自己分析・恋愛・仕事についての鑑定と子育てのこと、夫のこと、本業の介護やニワトリのことなど日々のあれこれを綴っています♪


何の話?の人はまず↑の記事の
追記のとこを読んでください指差し
鑑定は定期的にしか募集しませんが
リクエスト記事は随時受付ておりますニコニコ
とはいえ、書くのに時間がかかるのでリクエストの
すべてには答えられないかもしれない、、、



サムネイル

今回も前回に引き続き、命式の

どこを見たら何が読み解けるか

を解説します。

それぞれの要素についての説明は

また別の機会に書きます。

鑑定を受けたことがある人向けの記事に

なっちゃったかも。

初見の人、ごめんなさいよ驚き



  性格のクセをみるところ

十二運星

内面的な性質、特性は蔵干通変星、
外面的な性質、特性は通変星でみると
命式①で説明した。

性質、特性とは別に性格のクセみたいなもの
読み解く場所が『十二運星』だ。

『十二運星』は命式でいうと↓ココ。

十二運星と通変星の違いを説明すると
これまた長くなるので割愛。

超ざっくり説明すると
社交的、自由人、こだわり屋、変わり者みたいな
性格のクセみたいなものを表している。

十二運星は【病】とか【死】とか【墓】みたいな
縁起の悪い印象の言葉が出てくるけれど
これは記号としてその漢字を用いているだけで
本来の漢字の意味をそのまま使わないので
自分の命式が【死】【病】【墓】とか並んでも
気にしないように真顔上差し

運星エネルギー

自分の気持ち、関心が

外に向いているタイプなのか、

内に向いているタイプなのかをみるのが

運星エネルギー』。


『運星エネルギー』は命式でいうと↓ココ。


本来は日干(自分自身)のエネルギーの勢いを
表しているのだけれど、
数字が大きかったら勢いがあって元気だとか、
我が強いとかそういう風に読み解くのも
ちょっと違う。

この辺りの説明も流派によるし、
そもそも運星エネルギーを採用しない流派もある。

オツベルの解釈は
数字が大きい人は社会的な役割など
外側に気持ちが向きやすく、
数字が小さい人は自分自身の気持ちや
興味など内面に気持ちが向きやすい傾向がある
という感じ。

1番左の数字(上記命式では21)は
それぞれの柱の運星エネルギーの総合計。

これで大雑把に身強か身弱かを判断できる。
数字が大きいと身強で日干のエネルギーが大きい
数字が小さいと身弱で日干のエネルギーが小さい
みたいな感じ。

身強でも、身弱でもその中間でも
長所、短所があるのでどれがいいとかはない。

  天中殺


誰にでもある天中殺

四柱推命の占いでは運気が不安定になる

天中殺』という時期がある。


天中殺』の時期は運気が不安定なので

「想定したように物事が進まない」状態になる。


想定外のことが起こるので

この時期に新しいことをするのは

避けたほうがいいと言われる。


環境は不安定でも

自分自身は不安定ではないので

この時期は自分自身を豊かにするのに

時間を使うことがおすすめだ。


天中殺の期間は

天中殺が明けてからのために準備をしたり、

勉強をして知識やスキルを身につけたりするとよい。


この天中殺の時期は人によって違うのだが、

その時期も命式に示されている。


命式の緑枠で囲んだところ↓をみる。


この枠にある干支(えと)の年が

天中殺の時期になる。


流派によっては

この2年間の前もしくは後の1年を

含む3年を天中殺という場合もある。

細木数子の大殺界はここから派生している。


この命式の人の場合は

寅年、卯年が天中殺になるので今年は天中殺。



特別な天中殺(宿命天中殺)

年回りでやってくる天中殺とは別に

天中殺を内包した命式というのも存在する。

命式の中に含まれている天中殺を

宿命天中殺』という。


前項の誰にでもある天中殺で確認した欄の

干支(えと)が月柱、年柱、もしくはその両方の

地支と同じ場合を『宿命天中殺』という。



この命式で説明すると
天中殺はだ(赤四角のところ)。

月柱を見てみると、
月柱の地支は(左の赤丸)。

これは宿命天中殺ではない。
(寅、卯だったら天中殺)


次に年柱を見てみると、
年柱の地支は(右の赤丸)。

天中殺の干支(えと)と同じになるので
年柱は天中殺となる。

年柱が天中殺の場合は生年中殺、
月柱が天中殺の場合は生月中殺となる。

日柱にも天中殺があるのだが、
日柱の場合は見るところが異なる。


日柱が天中殺になるかどうかは、
天中殺の下段の干支(えと)を確認する。
(緑の四角)

下段の干支(えと)と日柱の地支(緑の丸)が
同じであれば天中殺、
違えば天中殺ではないことになる。

この命式の場合は
下段の干支(えと)が辰、巳
日柱の地支がなので日柱は天中殺ではない。

日柱が天中殺の場合を生日中殺という。


もう、お腹いっぱいって感じになってきたけど
あとひと頑張り。

サックリと3種類の宿命中殺がある場合に
どういう解釈をするかを説明しておく。
よくよく知りたかったら鑑定受けてみて〜(笑)

・生年中殺
家系、目上に係る柱が不安定な状態。
家のしきたりだったり、親の考え方が
理解し難い状況になったり、
関係が不安定になったりする場合がある。

・生月中殺
自分自身、自分自身の人生に係る柱が
不安定な状態。
人生が波乱万丈な感じになりやすいけど
その命式の人にとってはそれが普通のことなので
乗り越えていける。

・生日中殺
未来に係る柱が不安定な状態。
新しい時代を切り開く役割を持つ。
新しい価値観や仕組みを作っていくので
既存の価値観から否定されたり
理解してもらえないことがある。
子どもに生日中殺がある場合、親は
子どものことが理解しにくいかもしれない。



これで命式の見方の解説は終わり。
解りにくいところ、質問などあれば
気軽にコメント、メッセージ、LINEで
話しかけてくださいませニコニコ


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 四柱推命鑑定士オツベル

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