これから書く内容は、子宮推命講座で習ったこと、本やインターネットなどから独学で集めた知識、【50人チャレンジ】という鑑定修行の経験を基にして自分なりに考察した内容です。体系的に四柱推命を学んでいる人からしたら違うよ!という内容があるかもしれません。悪しからず。
【補足】鑑定士オツベル只今、四柱推命を勉強中
リブログ記事をアップしたあと、占い師ゆーこさんにメッセージにて事後報告しましたら、ご丁寧にお返事がいただけた
その中で少しだけ命式について解説もいただいたので抜粋をば
年支の蔵干にある「己」という十干(器)が、日干である壬(心)を通過して、正官(中身)として表出する、という感じです。
こちらの記事の内容は算命学の知識から来てます。
ということで、干支の掛け合わせてによって生じる通変星の性質が変化するというのは四柱推命というより算命学寄りの話らしい。
己という器が壬という心を通過して正官という中身を表出する。(難しいね!頑張って考察してみましょう)
【壬】(心)は海、湖など大きな水
【己】(器)は畑、田んぼなど人の手が入る土
【正官】(中身)は集団の行動力の星、チームで結果を出そうとする星
田畑はそこに蓄えた養分を種子や育ち始めた植物に分け与えることで育んでいく。そんな性質をもった器が、広く、深く、境目のない大きな水をくぐり抜けて表出する正官という星
田畑はそこに入れたものを養分として取り込んでいく。だから大きな水の性質を引き受けることになるし、その上で育むという本質をもつ正官になる。
寛容で面倒見のよさというイメージが立ち上がってくる。
一方で畑は対応していない作物には栄養を与えられない。(水はけの良い畑では蓮根や里芋は育たないし、水気の多い畑だとじゃがいもは腐ってしまう的な)
大きな水の寛容さでチームのメンバーに関して好き嫌いを持たない(というか、どんなメンバーでも仕事として受け入れる)反面、メンバーの中で波長の合わない者が居たとしたら、意思疎通がどこまでも難しいかもしれない。全然伝わらない相手が時々居てしまう。
大きな水は土が入ってきてかき回されてしまうと濁る。
チームの中でかき乱されるようなトラブルが起こると、例えそれが自分とは関係ないところのことであっても変に責任を感じたりモヤモヤしてしまうかも。(あなたのせいじゃないんだから気にしないでと言われても気を揉む)
「山が海を豊かにする」という話を知っているだろうか。
山に降った雨が川になって海に流れ込むとき、山のもつ養分も一緒に海に運んでくる。
雨の後の海は山から流れ込んだ土によって一旦濁ってしまうのだけれど、しばらくすると、そのときに一緒に流れ込んだ養分が海の生き物たちを育んで豊かな海になるそうだ。
海を濁らせた土はその後、そこにあるモノ達を育む養分をもたらす。
つまり、チームのトラブルでモヤモヤしたとしても、そこから何かしらを得て、そしてチームに還元していくことができる、そういう正官でもある。
例題として使った命式
これはうちの夫の命式。
うん、確かにうちの夫は面倒見がいい。
チャラチャラしている見てくれとは裏腹に、子どもの躾には割りと厳しい感じがするのは正官そのものの性質っぽい。
人の好き嫌いはないことはないけれど、割りと寛容だと思う。(職員を使えないやつとか言ってバッサリ切ったりは絶対にしない人。)
しかし、グループホームを任されてから様子を見ていると彼の伝えたいことが伝わる相手と伝わってない相手がいるみたいやなーと思ったりする。
伝わらない相手でも根気強く伝えようとしているところに畑っぽさが滲む(笑)
管理者なので当然ではあるけれど、チームのトラブルに振り回されているところは多いし、トラブルや大変なところを現場任せにしないところも己由来の正官っぽいなと私には見える。
この1年でいろんなトラブルに直面した夫だけれど、見事にグループホームをオツベル色から夫色へとアップデートしたし、グループホームも良くなった面が多いと思う。(ちょっと上から目線な私は劫財・帝旺だぜ)
同じ日干【壬】のオツベルだけど、私は【己】を命式に持たないので夫のような表出はない。
以上、「壬」✕「己」→【正官】でした
この通変星のオツベルの考察が読んでみたい
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