お茶を飲んだか、飲まないか問題 | 四柱推命鑑定士オツベルの日常~占い師の日記~

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どんな人が占い師になるんだろう?と思っていた私が四柱推命の鑑定士に!!人間関係・親子関係・夫婦関係・自己分析・恋愛・仕事についての鑑定と子育てのこと、夫のこと、本業の介護やニワトリのことなど日々のあれこれを綴っています♪

私は今日(正確には昨日)、認知症対応で超初歩的なミスを犯した。


研修やら報告書やら電話対応やらとバタバタしていて水分摂取する時間もなかなか取れなかった。


15時過ぎにようやく一息ついて、喉がカラカラだったのでユニットに麦茶を飲みに行った。(うちの施設、給湯室とか休憩室とかないからお茶もおやつも食事も利用者さんと一緒にする。さすがに今は席は別にしてるけど)

食器棚からマグカップをだして、冷蔵庫から麦茶を出して波々注いで、グビグビ飲んでいたらちょうちょさんが、「私らも3時のお茶がほしいんですけどえー」と言ってきた。


ちょうちょさんは数分前に3時のお茶を飲んでいるはず、、、


「え?お茶さっき飲んだんやない?そこにカップ洗って伏せてるやんキョロキョロ


はい、これが大失敗。


みるみるうちにちょうちょさんの表情が強張っていく。


お茶を飲んだことを忘れての発言だと解っていたんだけど、


コーヒーをもう一回淹れてちょうちょさんに出していたら他の人も絶対に欲しいって言いだすからめんどくさいなうーん飲んだって言ったら「そうやったね」って引き下がってくれるかもしれんなぁえー


とか安易に思って言ったのがいけない。


飲んだ記憶がないからお茶が欲しいと言っているのに、飲んだという証拠を突きつけたのだから、言葉にこそしてないけど、「あなた、数分前のこと忘れてまっせ」と言っているようなもの。普通忘れないようなことを忘れた事実を突きつけられたら、そりゃ顔も強張るよねもやもやもやもやもやもや


だからといって、今更「あれ?飲んでなかったんかな?」とか言いながらコーヒーを出すのも白々し過ぎるのでしたくない。


こんな認知症ケアの初歩的な失敗をするとは、、、



ここで深追いしたり、変にフォローしても傷を広げるだけなので、ここは1つ認知症の特徴を活かして挽回。


オツベル「麦茶で良ければ出すけど、ちょうちょさんも麦茶でいい??」


ちょうちょ「麦茶でかまいませんよニコニコ


オツベル「じゃあ、麦茶出すからちょっと待ってね照れ他に麦茶いる人〜?」(同じテーブルに座っていた2人も挙手)


オツベル「了解OKちょっと待ってね〜」


麦茶を3人に出すと、3人が口々に冷たくて美味しい!さっぱりしてて麦茶もいいね!


とにこやかに話しだして3時のお茶を飲んだ、飲まないのさっきのやりとりはまさに忘却の彼方バイバイ


忘れてしまえば無かったことにしちゃえるということで、私の失敗もこれでチャラニヤリ


その後ちょうちょさんがお茶を入れてくれたお礼にと私のマグカップも自分たちの使ったコップと一緒に洗って片付けてくれたとさウインク